芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

青8バラードの話

単刀直入に言うと批判記事です。

 

確実に水差し意見なので、

純粋に大楽を迎えたい方は閲覧非推奨。

 

 

 

※前提

・私はテニミュ2nd関東立海からの観劇

・3rdの子たちも大好き

・青8も大好き

 

 

 

 

 

 


 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 


青学バラード、完全に

キャストの歌

になっちゃったなぁ。

 

 

「キャラメイクでパフォーマンスする時は、

あくまでもキャラとして存在していてほしい」

という、まぁ勝手な私の願望から来る話なんですが。
 

 

歌詞がね。初っ端から、
お別れだね

って。

 

 

いや、

お前、

まだ関東大会すら終わってへんけど。

 

って思わず脳内突っ込み。

 

 

 

サヨナラ

って

 

何に?

誰に?

 

 

 

 

 

歌う人間をキャストとして見られたなら、何の雑念もなく泣けただろう。

でも、目の前にいるのはキャラクターなのだから、テニプリのキャラとして見ていたかった。

なおかつ役者として仕事しているなら、演技中は演じるキャラクターの夢を見せてほしかった。

 

 

 

今までの青学バラードの歌詞を見返してみた。

 

キャラクターとキャストのどちらにでも当てはまる、そんな歌詞を中心に、キャラクターとキャストが糸で繋がれていた。(この糸の数は観客によって異なるのだけど)

 

今回、私の中で、歌とキャラクターを繋ぐ糸は完全に切れていた。

1本でも繋げたならまだ良かったのだが、違和感の根源がそもそも曲のテーマである。

違和感の過半数越えである。

 

今までもあからさまな歌詞は、ないこともなかった。

6代目のGoodBye Todayの

俺は先へ行くよ みんなはそれぞれの道を行けばいいさ

なんかは明らかに小越リョーマを残して卒業する6代目の話だ。

ただギリギリ、「俺は上に行くよ」の台詞があるリョーマとして解釈できないこともない。

 

ギリギリ、ほんとにギリギリのラインだった。

特に2nd入ってから。段々メタが強くなる印象はあったけど。

 

そのラインを越えてしまった感じがする。

 

8代目のこの曲も、物語として卒業まで描かれる全国立海公演であったなら、まだ違和感はなかったのだと思う。

 

 

 

 

でも逆にあまりにメタすぎて、今まで1stファンの方々が

2nd3rdで俺達の合言葉やNOW&FOREVERを歌われたのが嫌だ

と言っていた気持ちがものすごく理解できた(笑

 

 

 

 

ついでに、
新校歌も良い曲なんだけど、イントロから泣かせるメロディーラインで、最終回感がヤバいなって思った。

 

 

 

 


正直、非常に複雑な気持ちになってしまったので、大楽はここで周りとの温度差できてしまうんだろうなぁ。


頼むから大楽でキャストのオーディション映像やら流さないでいただきたい…

あれ、公演中にメタを視覚化されて、めちゃくちゃ萎える(萎えた)から…

 

 

 

 


運営がキャストの事情をガン押ししてくるスタイルは嫌いなんですけど、

これこそキャストに罪はないから何とも。

 

 

テニプリの皮を被った若手俳優のアイドル活動

 

というのが、ルド吹チムライから感じてる今のテニミュの印象の一部。

 

 

 

 

 

アイドル流行ってるけどね。

 

みんな、どんな感想だったんだろう。
 

テニミュ3rd 関東氷帝

 

ミュージカル テニスの王子様 3rd 青学vs氷帝

2016/

07/14〜24 東京 TDCホール

08/10〜21 大阪 メルパルクホール

08/27〜28 愛知 センチュリーホール

09/03〜04 宮城 多賀城市民会館

09/10〜11 福岡 サンパレスホール

09/15〜17 上海 美琪大戯院

09/22〜25 凱旋 TDCホール

 

公式HP https://www.tennimu.com/3rd_2016hyotei/

 

 

続きを読む

詭弁・走れメロス 再演

 

『青春音楽劇 詭弁・走れメロス』再演

2016/04/29〜05/08 シアターサンモール

2016/05/14 京都劇場

 

公式HP http://papageno-net.com/melos/

 

 

5/2 P列下手
5/8 D列上手にて

 

思い出し書き。

 

原作が大好きで2012年の初演も好きだったから、純粋に再演は嬉しかった。
上田氏(整理軍)を初めて生で観たのはこれの初演だったなぁ。

 

今回グッズが可愛い!
キャスト先行特典の、猫炒飯と気弁論部のラバストが本当に可愛くて、貰えて良かった。

 

 

◇感想
初演の思い出補正で期待しすぎたり、衣装やらの変更点が初演の方が好みだったりで、若干感動は薄かったところはあるけど、今回も面白かったです。

 

セリフがとにかく多い&早い。
早機関銃の弾のごとく勢いよく飛んでくる文字列を、絶え間なく食らい続けたいマゾ向けなのではないかと今にして思う。
難単語を多用したよく分からない勢いの森見登美彦節が、そのまま表現されてるのは素晴らしかった。早口で声も張るから役者も大変そうだわ。

 

初演に比べ、劇場予算諸々全体的にコンパクトになった印象。

 

電王ぶりかつ初めて生で見るちゃんなか…
芹那の眼鏡姿が大変可愛かった。 アフトであわあわしてたのも大変可愛かった。
詭弁論部の小手伸也さん、通る声で滑舌良くて凄いなと思ってたら、後に生執事サーカス編のケルヴィン伯爵役で名前が載ってて、ビビる。

 

須磨さんの髪型が、くるくるの盛り髪→ボブ、と大幅路線変更。
男を使役する須磨さんイメージとしては初演のが個人的に合ってたけど、大学生ならこれくらいで丁度いいのかも。
新垣さんは色んな舞台で見ているが相変わらず可愛かった。

 

桃色ブリーフは、桃色が薄ければ薄いほど卑猥であるという描写が原作にあるから、濃いピンクになってたのがちょっと残念。
胡椒を股間に隠してる最中の芽野は、展開知ってるのにちょっとヒェッてなる(笑

 

曲がキャッチーで好き。

劇場内の張り紙が、楽譜コピーの裏紙だったのには笑った。

 

芽野が満喫で夜明かしするシーンの弱虫ペダルネタで、前方席が湧いてたのがお察しって感じ。

 

にこやか自転車整理軍の衣装が学ランから白タンクトップショーパンに変更でさ。
初演の学ランの爽やか上田氏があまりに好きすぎたから一抹の悲しみは無きにしもあらず。
しかし筋肉が見放題だったのは良かった。あと上田氏もしゅんりーさんも、正直むさくるしさとかうっとおしさとかはマシマシだった。整理軍の標準装備として筋トレ器具が追加になって、始終トレーニングしてて大変やなって思ったし、実際上田氏ご本人Twitter曰く、胸筋が育ったらしい。

若干、上田氏としゅんりーさんの温度差があったような?そこだけ違和感。

鴨川デルタでの芽野確保直前、上田氏がすごい良い顔してたのをよく覚えてる。

 

 

 

有頂天家族も再演してほしいし、他の森見作品の舞台も観たいなぁ。

 

 

 

 

 

★★★

1789〜バスティーユの恋人たち〜

 

『1789 〜バスティーユの恋人たち〜』

2016/4/11〜5/12 帝国劇場

2016/5/21〜6/5 梅田芸術劇場

 

公式HP http://www.tohostage.com/1789/

 

 

続きを読む

はじめに

観劇趣味に目覚めてかれこれ4年。

備忘録および思考の吐きだめとして、ブログ作りました。

 

褒めも貶しもしますが

批評ではなく

あくまでも一個人の感想です。

記事内はネタバレしかないです。

 

 

良い舞台に出会えますように。