芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

ミュージカル Code:Realize

 

『ミュージカル Code:Realize ~創世の姫君~』

2018.5.

17-20  東京 シアター1010

26-27  大阪 森ノ宮ピロティホール

 

俺の名はアルセーヌ・ルパン。
どこにでもいる、
ただの『麗しき泥棒紳士』さ。
訳あって――
あなたの『ハート』を盗みに来ました。


触れたものを溶かす猛毒を全身に宿した少女・カルディア。
怪物と恐れられ、周囲と隔絶した日々を送っていた。
ある夜、英国軍に捕らわれる寸前、泥棒紳士と名乗る男、 アルセーヌ・ルパンと出会う。

彼に導かれ、少女は機鋼都市・ロンドンに赴くが、 様々な人物たちと出会い、思わぬ冒険を繰り広げることとなる。

やがて彼女は、ルパンたちと行動を共にする中で、 自らの身体と失われた記憶の謎に迫っていく。

怪物と呼ばれた少女が辿り着く、真実とその願いとは――――

f:id:toMiharu:20180519113327j:image

 

 

5.18夜 18列下手にて

 

 

初めに注意事項というか筆者の前提。原作ファンの方には申し訳ない感じ。

原作を全く知らずに来た。むしろ普段乙女ゲー自体全くやらない。

乙女ゲー原作舞台で観たことあるのはハトアリくらいかな。ハトアリヒロインは強めなので比較的大丈夫だったんだけど、コドリアは思ったよりヒロインの性格とそれに伴う周囲の関わり方があまり好みでなくて(観劇して判明した)、やっぱり自分は乙女ゲ向いてないなと思う次第。

そういう人間が書く記事になります。

原作ノータッチなのでストーリーやキャラ設定には触れずに、主に役者と演出の話。

 

 

 

 

 

 

原作ファンでないのは上述の通りだがキャスト目当てでもなく、今回は完全に演出家吉谷さんをはじめとするスタッフチーム目当てでの観劇でした。我ながらスタッフ目当ては初。

 

開演15分前にも前アナがあるのちょっとレア。本気で声優さんは詳しくないながら、このキャラめちゃくちゃ森久保祥太郎みたいな声してんなと思って最初アナウンスは声優さんがやってんのかなとすら思ってたら、舞台上でも森久保祥太郎でついでにそのキャラがマジでCV.森久保祥太郎だったので鷲尾さんはすごい。

今回普段観ない系統の舞台のおかげで、初見の役者さんがほとんどだった。むしろ今数えたらブルズのが見たことある人多かった。メインはテニミュで君沢さんとプリストで仲田さんくらいか。ああーこれが噂の〜ってのが沢山あるから初見は楽しい。

特に良知さんは歌上手いとか聞いてたからずっと拝見したくて。

ようやく良知さん見られる〜と言ったら、真っ先に「ビブラート感じてきてビブラート」と友人に言われる。いやそんなビブラート推されるてどないやねんと思ってたんですけど、歌唱一発目で理由を全身で理解した。すごいビブラートがビブラート。圧倒的支配下のビブラート。このビブラート具合に感じる既視感もとい既聴感なんだろうなとしばらく考えてたけど、多分生執事の矢田ラート(自分だけ)。

 

 

あんなにスモーク焚く舞台初めて見た。

100発くらいスモーク噴出してるんじゃないかと思う。奥行出すために焚かれるモヤ〜っとしたスモークじゃないよ、役者が見えなくなるレベルのゴツイやつだよ。これが機鋼都市か。

舞台セット的には極めてアナログです。吉谷さんが映像は使わないとTwitterか何かで言っていたから予想はしてたけど、大道具の移動が想像以上に人力でブルズ(アンサンブル)さんの腰が心配になった。

大道具移動しかり、全体的にマンパワーが強い。やっぱりアンサンブルの使い方がとても上手くて随所随所やたらテンション上がる。

そしてやはり吉谷演出はブルズの使い方が最高にイイ…。あんなにメインの周りで動かしてるのに、その動が中心の静を引き立てる。

関係ないけどスタッフがスタッフなだけあって振付や音楽や演出面でちょくちょくヘタミュを思い出した。

 

役者の話。

コドミュのドツボはまさかのブルズ、仲田祥司さんでした。アイザック役でもある。

いやーかっっっこよかった。ヘタミュでもソロダンス担当されてたし今回も何度もソロあったけど、踊りの吸引力が半端ない。キレまくってるのは勿論、「魅せられる」ってああいうことなんだと思う。

アイザックとしての役割とブルズとしての役割が絶妙。突然白衣でキレキレでソロ踊る行為に謎のときめきを覚える。そもそも自分が科学者属性に弱すぎる。

あとはキャラクターとしてはヴァン・ヘルシングが好きかな。遠すぎて観てる最中眼鏡キャラなの気付かなかったけど、後で眼鏡なの知って一人称「私」に納得したし好き度が上がった。

 

雑多に覚えてるところ。

カルディアの衣装最高では?あのロングスカート部分。ガン見した。早々に取り外されてしまって寂しい。

移動ステージの使い方が多彩で面白かった。気付いたら台が移動している。列車の表現とか特に好き。

天球儀のところでルパンとカルディアが引き離される時にストーリーテラー的なエルロックが実況解説者みたいになってたの、申し訳ないんだけどちょっと面白くなってしまった。あれはなんというか…何だったのだろう……。

ルパンの手の上に本物の炎が出た瞬間が最高にテンション上がった。キャラが3次元にいる実感がある。

曲的や雰囲気はEducation daysのとこが好きだった。

 

 

総合的には面白かったです。

乙女ゲーキャラクターの性質上、どうしてもかゆくなってしまってキャラの内面考察とかが難しいのがつらい。ただ自分のせいなのがつらい。でもコルダも(次があるなら)観たいと思っている。

 

 

 

この舞台とは関係ないけど、ヘタミュGWとヨルハとコドミュを経て、シアター1010の客席指向ライトがめちゃくちゃ苦手だと確信した。目を閉じなきゃ体調悪くなるほどつらいライトなんてここくらいしかなくて1010ライト恐怖症になりそうです。私だけなのかなぁ。

 

 

 

 

 

★★★