芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

【映像】王室教師ハイネ THE MUSICAL Ⅱ

 

王室教師ハイネ THE MUSICAL Ⅱ』

2019.

4.11-14 TDCホール

4.27,28 神戸国際会館こくさいホール

http://www.musical-heine.com

 

5.20 大楽振り返り上映会ニコ生配信にて

 

 

青春鉄道のニコ生予約しようとしたら5/24までの振り返り配信やってて、ちょっと見たかったんだよなーとか思ってたら事故ってタイムシフト押してしまった。

振り返り配信のページで谷碧仁さんが脚本なの知って驚いた。谷さん脚本はErotionていう舞台で初めて見たんだけど、すごく面白かったから余計に「見たいな」と思った(そして事故る)。

 

 

ハイネまったく分からないし初演も見てないけど、最初にたっぷり30分くらいかけて自己紹介ソングと前回のあらすじソングやってくれたから全然大丈夫だった。

ストーリーは、二国間の王子同士で友好試合を行うことになったため、カイ・レオンハルト・リヒト、ブルーノ・イヴァン・ユージンの2組に分かれ、ハイネとヴェンヴィンという2人の王室教師のもとそれぞれの教育方針で鍛錬を積み、試合に挑む……っていう近年稀に見ぬシンプルさ。当然色々あるんだけど、そういう部分も混みいった話ではないから、「素直」って言葉が合う。そんな素直な話だが、しっかり面白い2時間半だった。キャラクターも善悪はっきりしてるし、言うことはどストレートなんだけどテーマが「信頼」という広く捉えられるような抽象的ワードなあたり、子供向けミュージカルにありそうな感覚がある。人死なないし。

 

8割方、歌なんじゃないだろうか。歌唱力はまちまちだけど、大体ヴィクトールパパの藤重さんが上手すぎるなという記憶。

曲も良かった。試合の対戦ペアごとに歌うのとか、レミゼでいうOne Day Moreみたいなそれぞれの持ち曲が重奏する全体曲とか、熱くて大好きです。あと女性ブルズによるものかな?女声コーラスが入るのも良かった。何気に、メインキャストが男性しかいないのにアンサンブルには女性が入る舞台って珍しいと思う。

 

会場広くて最高ですね。幅の広さと天の高さはステータス。マンパワーであるブルズの多さもステータス。

ブルズはただ多いだけじゃなくて、しっかり世界観構成や個々人の役割を担っているのは、流石の吉谷演出かつブルズの皆さんの力量の高さよ。存在感あるけどメインを食わないバランスが絶妙だなと毎度思います。

舞台セットも豪華〜!何にしても王室感を遺憾無発揮してて、短期集中公演でも大きな劇場を選んでるの良いなぁと思った。現地にいたらお客さんも沢山いて、もっと王国感あったのかなぁ。

 

初演ビジュアル出た時から植ちゃんのハイネ先生めっちゃ似合ってるなとは思ってたけど、やっぱめーーっちゃ良かった。ちまり具合とか中身の強さとか。衣装のネクタイ、わざと幅広いものにしてノット大きめに作ってるのかしら。

王子たちも予想以上にすんごい可愛かった。ブルーノ王子が好きです。ただあそこ4人はキャラクター設定も手伝って、上2人は俳優で下2人は声優って感じがすごい。

ロマーノ双子の橋本くん阪本くんは神の子どもたちなのか?(大マジ) 顔立ちが似ているというか、顔が整いすぎてるとこが似てる。調べたら同い年で身長もほぼ同じってよくそんな類似点見つけてきたよね…。

 

実は視聴期限ギリギリでカテコの途中で切れてしまったんだけど、突然ウェイウェイした曲が始まったのは何だったんだろう。

短いけど書くのに期間空いてしまったのでこの辺で。

 

 

 

 

 

★★★