芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

テニミュ4th 不動峰

 

ミュージカル テニスの王子様4th 青学vs不動峰

2021.

7.9-18 東京 TDCホール

7.23-25 熊本 熊本城ホール

7.30-8.8 大阪 メルパルクホール大阪

8.20-29 凱旋 日本青年館ホール

 

 

7.9  1バル4列上手寄り  

7.18昼 アリーナ13列下手寄り

7.18夜 3バル5列センター

8.20 1階B列センター  

8.29夜 1階B列下手   にて

 

 

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あの許斐先生ですら、無印テニミュは3rdで終わりかと思っていた*1というテニミュも4thに突入。DL2020が中止になり新テニミュで狂ったことで、テニミュからしか摂取できない栄養素があることを深く実感した1年だった。私の場合2nd→3rdで燃え尽き症候群を乗り越え、無事テニミュが人生の年間行事に組み込まれてしまったので、4thにおいて悩んだのは「何回行くか」ということだけであった。永遠に続いてくれテニミュ。宝塚みたいになってくれテニミュ

チケット戦争具合は、東京はTDCだからいけるやろとナメてかかってたらTSCで初日も東京楽も普通に落ちたよね。チケ戦渋いのはテニミュの未来が明るい証拠である。 

 

 

 

初日感想

柳蓮二の心の準備は、全くできていなかったですね………いや柳蓮二の話はあとにしよう……(ここは柳蓮二厨のブログです)

 

テニミュくんが"真新しい"というワードにこだわっていた理由が分かった。今までのテニミュと全く違う。曲も歌詞も脚本も演出も全く違う。1曲たりとも残していない。2nd3rdがリフォームだとすると、4thは家の建て直し。あ、合わない人はマジで合わないだろうな、と思った。だって住処が違うんだもの。

正直こんな一気に変えるのは勇気いるだろうなと思う。でも変えてきた。これはテニミュというコンテンツ存続の意志表明でしかないと思った。長く続けたいテニミュの本気。あー、テニミュの歴史はこうやって作っていく方針なんだな、と思った。テニミュキャストを一気に一新するスタイルだから、そろそろスタッフの一新があっても何ら疑問はないのよね。

変化に対する結論から言うと、やっぱテニミュ最高!!!となれるテニミュだった。時代の節目を見てしまった感ある。面白かったし、こんな新鮮な気持ちでテニスの王子様を観られるのが嬉しかった。元々初日東京前楽凱旋初日大楽しかチケットとってなかったけど、初日終わった瞬間に東京楽増やした。

不動峰で3時間公演と聞いて驚いたけど、ランキング戦もすごく丁寧に描かれてて納得の3時間だった。全てがカッコよくなってて、今までのちょっとダサい感じ、いわゆるトンチキぶりがなくなってたのは少し寂しいかな。でも"テニミュらしさ"って言葉はもはや無意味で、テニスの王子様という根本的な魂とテニプリへの愛があれば、テニミュは何にでもなれるんだなと思った。テニミュは時代に適応して永遠に進化するのかもしれない。*2 昔のテニミュが好きな人たちの気持ちもめちゃくちゃ分かるんだけどね。

 

まず会場入った瞬間に、今までのテニミュ現場で見たこともない、巨大な舞台セットが目に入って非常に興奮した。ステージを遮るのは幕じゃなくて、大道具。会場アナウンスに合わせて、注意事項が投影されてる。分かりやすい。

当然のように、開幕のラリー音も違う。わくわくする。

 

初っ端、青学3年の卒業式を持ってくる!?小説のやつだよね!?いきなりしんみりしたスタートで驚いた。

テニミュ4th、めちゃくちゃアトラクション。プロジェクションマッピングを駆使してて、没入感が凄い。1バルで見ても全身がテニスの世界に持ってかれる感覚。VRテニスの王子様か?

演出は、言ってしまえば全てが派手。アトラクションと表現したことからも察して。上部スクリーンに空模様まで投影されてる。ある意味、舞台特有の「観客の想像力で補う」楽しみを奪ううるささがあるけど、前述の通り世界に持ってかれる感覚はピカイチだった。良いのか悪いのかは個人の好み。派手な分、くどかったり、抑揚がない感じはしたかな。また人が増えたりリアルに寄りすぎることによって、辛いシーンがより辛くなった。卑劣な先輩とか一幕最後の不動峰あたりは繰り返し観ることになるの、かなりしんどいなと思った。私はテレビドラマや映画の、背景作り込まれてて想像力の余地が一切ないリアルな世界における辛いシーンが現実とリンクしすぎてすごく苦手で、逆に舞台はそれが緩和されてるから何でも観られていた節ある。不動峰のシーン、顧問マジで怖いし先輩も酷いしで泣きそうになった。不動峰の境遇辛すぎて深司の「いいよなあ恵まれた環境に恵まれた先輩」のぼやきがより真に迫る。一幕終わりの不動峰の曲聞いてたら、不動峰、完全にジャンプ漫画の主人公校じゃんって気持ちになった。

ボールの軌跡をライティングで表現するのを完全に無くしたのは何故。ボールの軌跡ライト職人がいなくなったのか。あれはテニミュ専売特許じゃないのか。……と思ってたら、マジでライティングスタッフがボール専門職だったっぽいです。*3テニミュって凄いことしてたんだな……でもあの絶え間ない球筋演出大好きだから、何とか後継者育成して復活してくれないかな……。代わりに上部スクリーンが増えたことでロブの表現ができるようになってたね。登場キャラクターが増えたこと含め、Z軸表現が増えた。

何故そこにその雰囲気の曲入れた?みたいなのはちょいちょいあったかな。3,4曲目あたりで早々に大石ソロバラード入ってきたのは頭にハテナ浮かんだ。曲に関しては「キャラソンだな…」と思うことが多々あった。どうも汎用的で、場面限定みたいな歌詞が少ないのかなぁ。アニメの主題歌が昔はその作品専用だったのに今は全然関係ない、みたいな。まだ1回しか聞いていないので要検証。でも全体的にカッコよくて良い曲ばかりだった。音楽、信頼のYuさんだしね…。ラリーBGMですらめちゃカッケー感じに。

舞台の作り方としては、とにかく空間の切り方が大胆だった。かなり大きい扉付き壁が2枚にネットにもなる鋭利な壁が2枚。これらを駆使して空間を仕切る、切る、切る。だから誰がどこにいてどこから来たか、とかはかなり分かりやすかった。しかし、仕切りによる死角が多かったのは結構気になった。初日私は比較的センター寄りの席だったからマシだったけど、少しでもサイドに寄ると人権ないんじゃないかとすら思う。特にベンチワーク見たい人にとっては死活問題じゃないか。ベンチの角度が壁に対して直線なので、同サイドは人や壁が重なってかなり見づらい。遠近感もすごくて舞台上が広く見える開放感と、壁による閉塞感が同居した不思議な舞台セットだった。

ランキング戦ではネットが大道具の一部で表現されてた。片側が壁で塞ぐ形になってるし角度が急勾配だしで、正直閉塞感と違和感がすごくて、ずっとこれでいくのは嫌だなと思ってた。だから二幕の不動峰戦で天からネットが降りてきた時は、おかえりおれたちのネット!の気持ちがすごかった。プロジェクションマッピングできるよう、透過度は低め。ネットへのプロジェクションマッピングも使い方上手かったからいいけど。いつかネットは自転するようになるだろうとは思ってた。不動峰戦ネットがちょっと高めの土台の上に乗ってるの見てこれは回るなと思ってた。そしたらほんとに自転した。ネット移動の仕事すら機械に奪われる時代……近未来感あるな……。腰上の高いネットを飛び越えるキャストすごいなと思った。ネット飛び越え大好き侍としては嬉しかったです。

人がとにかく多くて、キャラもしっかり作られててネームドキャラの具現化はほぼ制覇したのでは?という。テニミュボーイズの使い方が上手い。青学の荒井と池田と林、玉林中の布川と泉、柿ノ木中の九鬼貴一。そして先行登場の切原赤也、真田弦一郎、柳蓮二。柳蓮二。柳蓮二!!!ウ、ウワーーー!!無理でしょ、流石に不動峰公演で黄色の立海ジャージ出てくるなんて思わないでしょ。まず赤也出た瞬間の周りのオペラ構え率が異常だった。私も例外ではない。*4立海の女たちが湧いて出た瞬間であった。

 

キャストについて。みんなレベル高ぇー。

リョーマと手塚と桃城と橘さんは完全に新テニミュからの感覚でいるから安心感ある。ほじゅ桃ちゃんほんと好きだな……まず顔が好き……。今牧リョーマくん、新テニミュの時より可愛い感じに演技変えてきた?テニスの描き方がそもそも可愛いだけ?私の大好きな手塚の真綿の歌声は今回も最高でした。ゴチです。橘さんは新テニミュに比べて出番多いからかチームメンバーがいるからか分からないけど、すごい橘さん力高めてきたね!?歌も力強くてカッコいい。

乾貞治に恋しかけたけど柳蓮二の存在によって引き戻されたから、柳蓮二が出たのは運命(違います)  いやー乾貞治好きなんだよなということを思い出した。塩田乾、声が好きだな。「我慢」「これなーんだ。…ピンポーン」とかの台詞にウワッ…乾貞治すき…てなった。割と乾定点しそう。

てか柳蓮二なんですけど(3回目)、私はまた未来の柳蓮二候補生のテニミュボーイズをガン見することになるのか……(新テニミュ1stで吉川くんをガン見してた女)。長ジャーだった。背が高かった。舞台横切る10秒くらいのためだけに立海ジャージとウィッグ引っ張り出してきて着替えさせるという。今回の柳蓮二くんも歩きながらも割と目閉じてくれてたっぽくて興奮した。私関東立海公演がうたれてから全国立海公演が終わるまでの期間のことを、柳蓮二がこの世に実在する世界と認識してるんですけど、既にやなれん実在世界に突入してしまったのちょっと気が早いんすわ。峰で立海厨を狂わせるな。

黄金も良かった。大石が"母"で、菊丸が元気印、の個性がすごく強くて、キャラとして明確に区別、いっそ分断されている感じ。同じだと思えるところがない。これが吉と出るか凶と出るかは今後次第だけど、なんか相性良さそうって感じはしたんだよ。アンコールで富本英二がコールのリズムに乗れなかった時「大石、わかんなくなっちゃった」と大石に助け求めたの、めっっっちゃ良かったな。

トリオも良かったしテニボも良かった。トリオがトリオとしても上手い。堀尾が可愛かった。ウザさが欲しいとも思うけど可愛くてほわっとする。テニボが入ったことでトリオ単体曲が無くなったのが残念。テニボ、普通に演技するし歌うし踊る。池田と林も青学の一員として存在している。すごい存在感。

不動峰は全員良かったとしか言えん。違和感なく不動峰全員実在した。目立ってるところでいうと神尾と伊武がまず超良かった。神尾は神尾だし伊武は伊武だった。言語化できん。だってキャラなんだもの。伊武のぼやきが癖になる感じで好き。

南次郎、南次郎すぎる。ダンスが上手すぎる。ジャンプの最高地点からそのまま0.5秒くらい浮いてるのよ。

とにかく舞台上に人が多すぎて全然目が足りなかったので、今後見られるだけ見ていきたい。定点の子ができたらそれはそれで仕方ない。そういえば日替わりネタっぽいとこなかった?これから増えるのかな。

みんな歌上手いよなぁ。ハモリも上手い。下手と言われてる子らも私からしてみれば普通レベルなんだよな……6800円だぜ…?公演重ねる毎に一定のレベルが担保され始めたテニミュだけど、客側の歌唱ダンス演技全てのスキルに対して要求するレベルが高くなりすぎていて、いつか帝劇クラスがデフォルトになってしまうんじゃないかとすら思う。テニミュが完全0からスタートの若手俳優の登竜門である時代は半分終わってて、ある程度のスキルはあるのに燻ってるような役者を拾い上げる場所になりつつあるのかなと。

 

そういえば過去曲は1曲たりとも残してないって言ったけど、「Do your best」の音程だけは湧いたよね。過去の空気を一切残さないくせに匂わせだけしてくる彼女みたいなやつだよ、テニミュ4thは。

カテコめっちゃデ〇ズニーじゃない??オケサウンドになって手拍子しづらくなったからどうしようかって感じなんだけど、今後の客の動向に注目。

 

そういえばマウスシールドなくなっててめっっっちゃ嬉しかった。お披露目会ではしてたから、4th峰でも絶対マウスシールドありだよなとしょんぼりしてた。ごめん。でもやっぱりあれは無意味極まりないと思う。

 

チャカチャカズッチャーンとかのノリも恋しくなってきたので、トンチキが残る新テニミュテニミュ4thを反復横跳びしたい。いやしかしあの歌詞センスは天才の所業だったんだな、と無くして初めて気付く。

不動峰からこんな爆発力を見せてくれたら今後どうなってしまうのか。ここまで変わってもテニミュが大好きだと思えるわけで、私はテニミュと一生を共にする予感しかしない。

 

初日感想はこんなところ。また追記する。

 

 

 

 

東京前楽・楽メモ

4th峰、噛めば噛むほど美味い………曲もじわじわ染み込んできて、いいですね……これはいいものですよ……。やはり一幕のネットモドキとは相容れない。二幕の全自動ネットも後ろに伸びる結構な太さの配線(3バル行って初めて気付いた)にいつ誰か引っ掛かって事故るか怖くて仕方ない。が、やっぱりテニミュって楽しいじゃん。曲入りのタイミングとか、慣れだわこれ。敢えて言うなら、歌詞でセリフ丸ごと取り込むような曲がほしいかな。漫画読んでたらテニミュの曲が流れてくるような感じが好きだった。エゴですが。

マチソワでアリーナ段差と3バル5列で観た。アリーナは近いがネットが後衛の人に被ったり人が多い群舞が見えづらく、3バルは背景投影壁の上が見切れるが人の流れはかなり見やすかった。つまり今回、アリーナより間をとって2バルが一番見やすい説あります。上からかつ遠めのが見やすいの、人の多さと舞台面積の比率のせいじゃないかなー。水平線で見るには人が多すぎる。

3バル、上からの景色でも楽しめる要素(ライティングや群舞)たくさんあったし、プロジェクションマッピングが見えづらい分、情報が削ぎ落とされて3rdまでのテニミュを見ている感覚に近かった。やっぱ3バルも楽しいな。まあ凱旋は青年館なのだが多分2階席、見やすいんじゃないかしら。3バルからの感覚を踏まえると、映像過剰かなと思うこと多々あるな。もう少しキャストのマンパワーを、若さの煌めきを信じてもいいんじゃないかと思う。しかし演出の三浦さん、Club Slazyのイメージ強いせいかそこまで映像演出多用するタイプではないと思ってたんだが、3rd補佐の時どうだったかしらね。

ついに乾定点の女になってしまったのだが、何かの曲での撃ち抜く振付で、見事にオペラ越しに撃ち抜かれましたありがとうございました。ランキング戦のリョーマとの試合で一回目にデータ予測が当たった時にちょっと口角上がるのが超好き。(二回目からは上がらない)  塩田乾、何がこんなに私の中にヒットしているのか分からない。総合的な乾力なのか?とりあえずやっぱり声が良いと思います。あと手足が長いのにきっちりそれらをコントロールして踊れる男が好き。

あと青学2年生も可愛いなと思い始めた。まさやん可愛い。まさやん役の大野紘幸くん、青春鉄道のアンサンブルで出てた子だと言われて初めて気付いたんだけど、青学ないしミュキャスしか出さない鉄ミュの逆輸入じゃん、すご。そして舞台慣れ煽り慣れしてる。

もう深司がめちゃくちゃ深司ですごいねん。まず顔が綺麗すぎてどこで抜いてもどの角度でも美美美。神尾の試合の時、神尾にボトルとタオル持って行ってあげる優しい深司…。ソロ曲、あの歌詞を歌うようで歌わないやつなんて言うの?あの雰囲気最高。

 

今更だけど今回の青学校歌と思われるThe Force of Gravityの、Forceと4th掛けてるの超イカすじゃん?

カテコ曲、登壇キャラの学校毎に曲調変わるの良いなと思う。しかし東京楽でもカテコのリズム拍手は発生してなかったから結構寂しい。帝劇の生オケでだってリズム拍手するんだから拍手していいと思うんだけどな……(なお一人でやる勇気はない)

 

そういえば本公演から物販が急激にハイテクになった。頑なにキャッシュオンリーだったテニミュくん、事前にサイトで購入リスト作れてQRコード読んでもらうシステムやらクレカPayPay諸々キャッシュレス決済やら、突然進化してびっくり。これでもっと軽率にブロマ増やしちゃうね。

 

 

 

 

 

凱旋を終えて

いやーーーーーーーーーやっぱテニミュって楽しいじゃん!!!テニスの王子様たちが生きている空間が、この世界には必要。ありがとう、全てのテニミュ。もうM1とThe Force of Gravityで細胞が喜んじゃうのよ。抗えない、この高まり。

コマの外の出来事を同時進行させて網羅できるのはやはりテニミュしかないのよ。桃城リョーマの試合中に一瞬右足を気にする桃ちゃんとか、乾リョーマの試合直前の通りすがりにリョーマと目が合って笑みを浮かべる乾とか、そういった絵にしてしまうと意味深すぎる、ほんの些細なことが、テニミュにはキャストの数だけ山ほど盛り込まれてるんだよな。

 

カテコの「You got game?」、初日は拍手もできず、泣いちゃった。特に井上さんと南次郎が前に出て歌うところ。1st生観劇はしてないけど、アニメがあって1stがあって全てのテニプリがあって、このテニミュ4thがあるってことが全身にぶわっときた。テニミュ4thは、より"オールテニプリ"を意識してるのかなぁと思う。

凱旋から、桃ちゃんの日替わりが増えたかなーくらいしか気付けなかった。カテコのラストで決めポーズするとこが追加になったりしたらしい。私のテニミュ力が足りない。そして大楽スペシャルが、天から舞い降りるカルピンだと誰が予想しただろうか。謎すぎて笑ったし何気にあそこの井上さんは6秒で早着替えしてるので凄いです。

あと大楽でようやっと気付いたんですけど「The Force of Gravity」の歌詞、"白いライン" "青い戦士" "赤い情熱"でトリコロール描いてるんだね……オシャじゃん……。

 

乾貞治がカッコよすぎて完全に落ちました。乾貞治、めっっっっっちゃ独り言多くて、もはや始終一人で喋ってるから、塩田乾が今後もこの調子なら読唇術習うか…とすら思ったよね。リョーマとの試合の直前に「完璧だ」と言ってたのは分かった。

一応3rd峰も行ってるし、序盤の乾貞治は観ているはずなのに今更なんでこんな乾にどハマってんだろうと考えたんだけど、やっぱ原因は校内ランキング戦しかないのよね。

1年生相手にもデータ収集を怠らず「もう少し煮詰めておくか」と全く油断がないストイックさ。1年生相手に「君は俺よりセンスもある。ハッキリ言って強い。」と言える素直さ。突然「ぬかせ」とかいう随所随所の暴言のギャップ。負けてもなお「良いデータがとれた」とすぐに次に切り替えられる向上心の高さ。レギュラー落ちしても全く腐らずにチームメイトのスキルアップに協力する献身ぶり。それでいてその献身を自分のデータの糧とする強かさ。

カッコよすぎんか乾貞治

こんなに魅力が詰まっていたなんて……またテニプリの解像度が上がってしまった……ありがとうテニミュ4th……。「冷却スプレー。」の冷静さも「これなーんだ」のユーモラスさも愛した……乾貞治……。

解像度と言えば青学2年はじめテニボも割と見てた。特に伏見。眼鏡可愛い。あと布川。顔が好きだ。そして柳蓮二。中嶋健くんありがとな。

大楽、下手から見た景色なんだけど、最初のシーンで手塚に勝負挑む時のリョーマが別人みたいに大人びて見えて驚いた。キャストの成長?全国大会後のリョーマの演技?両方? ラストシーンの「強くなりたい…もっと!!」の言い方も過去一良かったし、大楽のリョーマめちゃ良かったなぁ。

大楽の一幕終わりの不動峰にも泣いてもうた。元々キツいシーンだったけど、自分の最後補正もあってしんどかったな……。不動峰の卑劣な先輩、3人でもなんか勝てる気がしないのに、直前まで試合してた玉林のテニボ2人もわざわざ着替えて5人総出でリンチしにくるの本当にキツい。不動峰って……こんなに辛かったんだな……。あとリョーマが目負傷した時に橘さんリョーマのことガン見した後目逸らしてたんだけど、それ何歳何里のこと思い出してますかね…。

 

どうでもいいけど凱旋初日と大楽、両方最前列で観たんだけど、柳蓮二に誓って定価以上で買ってないです。自引きと友人引き。転売は滅びよ。

 

次回公演が発表されていないテニミュがどうやら1st以来らしいんですけど、「これからもテニミュをよろしくお願いします」「テニミュはまだまだ続きます」と挨拶で言えちゃうの、信頼のテニミュブランドだよ。年越しメルパ大阪がテニミュじゃなかったりするけど、テニミュは絶対あるんだよな。

次は新テニミュセカステかな?4thルドルフかな?テニミュ、今度はどんな真新しさを見せてくれるのか、楽しみでならない。

 

 

初日1幕終わった瞬間、「えっすご……ちょっとチケット増やすわ」と興奮しながら話してた前の席の人たちのこと、忘れたくないなあ。

 

 

 

 

アンコール当番

7.9  神尾、菊丸

7.18昼  桜井、池田

7.18夜  伊武、不二

8.20  桜井、河村

8.29夜  伊武、リョーマ

 

 

★★★★

*1:6/21のサプライズパーティー配信にて

*2:ただ何となくだけど、4thみたいな大革新は当分やらない気がする。3シーズンに一度の大改造って感じ。

*3:2018年頃の雑誌off stage 12号に記事載ってるらしい。未確認。

*4:初日だから全景見ようと思ってオペラ持っていかない予定だったけど、ふと何となく一応鞄に入れておいて良かった