芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

テニミュ4th 新キャストお披露目会

 

ミュージカル テニスの王子様4th 新キャストお披露目会』

2024.11.12  品川ステラボール

 

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11.12 15:00回  K列下手  にて

 

 

15:00と18:30の2回回しでステラボールキャパはちょっと……。激戦すぎてまともな譲渡は存在しなかった。最近の4th、安直な高額転売でないにしろ、+TSC会費○名義負担が多すぎて疲れてきたな(他の先行の権利がないんだから高額転売と同類のカスだと思っている)。

青11のお披露目会行ってなくて映像だったので、お披露目会的なの現地で行ったの初めてかも?ググッたら2016年青9時点でTSCPPの概念がまだ生きてて震えた。どこいっちまったんだよTSCPP。

 

 

開演前は紗幕のみ。水面からキラキラと光が差す海の中にテニミュのロゴ。新しい生命の誕生を感じる。あと比嘉も感じる。

前アナのピクトグラムも映されてたけど、普段キャラなのが今回何も装飾がないプレーンな感じ。まだ何者にもなってない、という暗示か(深読み)。

 

 

 

すっっっっっごく良かった。行って……いや、行けて良かった。

「ある程度のパフォーマンスはできているがキャラクターとしてはよちよちの、元気いっぱいうまれたて青学」が観られて良かった。比嘉もうまれたてのはずなのだが、特に部長が1000回見た顔だし益川くんも坂田くんも……とにかく見てる顔が多くて初めまして感は薄め。

普段オタクって舞台経験も浅いorデビューである無印テニミュの新キャストに対してベイビー表現してしまうけど、のがしょさんが「おぎゃあ、と産まれましたね。」*1っちゅーからもう、これは、仕方の無いことなんや。テニミュってぇ………生と死の輪廻なんすよ………。

あと開幕直前の三浦さんのツイートにもグッときたね。https://x.com/miuracaori/status/1857645979123724537?s=46&t=g8gyPimGMNzdfznMQqQDFw

テニミュってぇ…………教育機関であり原点なんすよ…………。

 

 

OP

始まりは、ドリライ2024の最後の青学の映像から。薄暗い部室のようなところで新しいリョーマがジャージを手にとり、羽織る。外の公園で缶Ponta(?)片手に休憩(?)するリーマン郷本直也さん、永山たかしさん。地面に置かれた缶にテニスボールが当てられ、そちらを見るとリョーマが。逃げるリョーマを2人が追うと、テニスコートに到着。1:2でテニスする。リョーマの球が決まり、郷本「行ってこい」永山「おチビ」。

お披露目会泣くという予感はしていたけど、まあ開始2秒で泣いたし、1stは生では観ていない私ですら初代の出演は泣いた。あとお披露目会は申し込みが単番だけだったから、単番じゃなかったらここで悲鳴上がってたなーってとこが静かだったの面白かった。郷本さんとながやんが出てきた時、局所的に(しかも映った瞬間ではなく数拍遅れて)悲鳴上がってたけど、伝播はせず「気付く人だけ気付いてる」空気あった。2人がコートで海堂の構えと菊丸のラケット回しした時はさすがに全体的に(でもうっすら)悲鳴上がってたけど。あの映像公開してくれんのかね。

 

 

キャラ紹介

全員1人ずつ舞台に出てきて、井上さんのキャラ名紹介(背景にも投影)の後、センターで決めゼリフ言っていく。最後に井上さんがセルフで決め。セリフは「間違いない、この人だーっ!!」(このセリフの言い回しめっちゃ好きだから、笑うとこなのにちょっと涙出た)

ここまではキャラとして立ってて、最後横一列に並んで礼。

6割がた乾見てたんだけど、このとき乾の礼の仕方が塩田一期くんの乾のお辞儀そのまんまだった。泣いた。バウで泣いてる変なやつになってもーた。結構知らない人も多かったみたいなので補足すると、塩田乾がずっとやってた腰に手を当てる浅いお辞儀、あれ塩田一期本人のスタイルじゃなくて、塩田くんが乾貞治として生み出したスタイルなんすよ。それを継承してくれたの本当に…………私が愛した乾くん、世界線が地続きで存在してる……。

 

青12、地毛率が高い。越前、手塚(!)、大石、乾、不二、河村、海堂、堀尾、カツオ。逆に菊丸、桃城とカチロー以外全員地毛。手塚地毛だったの嬉しかったな~~~!!不二とかはね、やっぱなびきが一番綺麗なのは地毛ですからね。

 

 

トークコーナー(15:00回)

「オーディションに受かった瞬間」

2列に分かれて前列全員やって、番長が気になった人を指名して聞いてくやつ。

 

  • 高岩芯泰(不知火)くん、仰向けで口に手を当てるポーズ

「皆さんご存知、かの有名な不知火知弥が負けた時のポーズなんですけど」ソファーで寝てたときに自然にこのポーズになった。

番長「実際は?」高岩「坊主か………」wwwww(でもテニミュ出られるのが嬉しい的なニュアンス)

なお益川和久くんは右手で電話、左手で裏手のレフティ

 

  • 藤本力翔(大石)くん、両手を胸に召されるポーズ

ドリライ2024の稽古中にオーディションだったが、いつまで経っても合否が来ず、やきもきしてた。稽古最終日終わりに合格連絡受けた。後から聞いたら実は「調子乗らないように」と稽古中は内緒にされてた。ちなみに合格連絡はもらったけど、「周りには言わないように」ということだったので青11もその時点では知らなかった。オーディション受けてることは知ってるので原ちゃんに「どうだった?」とずっと聞かれてたが誤魔化してた。「顔に出てたかも」

 

  • 竹内雄大(越前)くん、具体的なポーズ忘れた(ソファでゴロゴロしてた?)

エピソードとしては、最終オーディション終わってその日に新幹線で家に帰ってゆっくりしてたら当日中に合格の電話が来た。電話の手がなぜか両手で耳塞いでて突っ込まれる(かわいい)。電話来た後に親に報告しに行くときゆっくり扉から覗くような動きで「ママ~……」。

ママ!?!!?!?!!?

オタク悲鳴。番長「ちょっと待って、ママ!?!!?え、もっかい!!!もっかい言って!?!!?」←ナイス番長

ママ可愛すぎて番長もオタクもメロメロ。

 

ちなみに指名はされなかったけど、世良大雅くんは手で眼鏡の形作って正面ガン見の前傾姿勢でした。

 

 

キャラとの共通点
  • 桜井一(平古場)くん「おばあちゃーん!!」

おばあちゃんの肩たたきと身長172cm。肩たたきは1回500円でしてた(割が良すぎるの声)。番長「それは優しさなの?お金目当てなの?」桜井「…………優しさです……(小声)」

 

  • 寺田友哉(手塚)くん「表情が固い」

表情が固いと言われる、と真顔で言うも、じりじり寄ってきてわちゃわちゃし始めた青学に破顔。「笑ってるじゃん!!」でみんなキャッキャかわいい。めちゃくちゃ笑うじゃんかわいい。

 

  • 橋本勇大(不二)くん「ない!」

「僕男の子なんですけど」←せやな。男の子としては天才とか好きだが、不二先輩に対して憧れの気持ちが強くなりすぎて、共通点なんて恐れ多くて挙げられないとのこと。

番長「誰か共通点あげられる人いない?」竹内「はい!妖艶さ」不二を表すニューワードに若干戸惑う会場。結局大人っぽいって話だった。

"男の子"って言い方可愛かったな……。

 

  • 中川湊斗(カツオ)くん、「鋭いツッコミ!」

え????の空気笑。じゃあ再現してということでボケに選出される芯泰くん。突然の無茶ぶりなのに一発芸やれるの将来有望すぎる。 どうでもいいけどカツオと不知火、坊主兄弟みたいで可愛かった。

高岩「今日打ち上げくるの何人?何人?何人何人ランニング(走るモーション)」中川「、走っとらんらないかーい!」高岩「走っとるわァ!!!!(ガチキレ風)」

笑いが止まらない坂田くん。

 

 

「許してほしい癖」
  • 坂田大夢(知念)くん、ゲラ

前述から、このコーナーまで引きずるゲラ。

 

  • 渡邊樹(海堂)くん、何度も同じことを聞くこと

心配で「振付これで合ってる?」と聞いた3秒後に「ねえこれで合ってたっけ?」とまた聞くので、有岡(桃城)くんにしつこいと言われた。

 

  • 坂上翔麻(河村)くん、何個も持っていくこと

潔癖なのか、靴下とか、稽古場着いたら履き替えてるし行き帰りで分けてる。一度替えの靴下忘れた時に大山(堀尾)くんにコンビニで買ってきてもらった。大山くんはちょっと代金多めにもらったから良かった(かわいい)。

 

 

「好きなおにぎりの具」

ガチを答える青学。

一方比嘉は、二階堂くんが「ツナマヨ」でガチでいくのかと思いきや、坂田くんが「ちんすこう」とかで沖縄ネタ入れたりでカオス。

 

 

井上さんのメモ

青12のテーマは「謙虚」「継承」「青春」。謙虚は青11のテーマでもあったのを引き継いでる。

青12と4th比嘉はテニミュ初のワークショップオーディションだった。同じキャラ受ける人同士がグループになってワークショップやる方式(比嘉は、平古場は不二グループなど近しいキャラグループに混ざってた)。

その時のグループごとの先生役が青11。やはりキャラクターに近い人が集まるのか、かいかい率いる河村グループは手拍子が優しすぎて保育園(原文ママ)だった。じゅやま率いる桃城グループは盛り上がりすぎて怒られてた。

このワークショップスタイルもあって、青12は青11をかなりリスペクトしている。

 

 

パフォーマンス

一度終わりの拍手の後、リョーマの「にゃろう」から始まる青学の新曲。「繋いでやる」みたいな歌詞が痺れたね。ダブルミーニングだーいすき。

その後、選手宣誓のイントロ!手拍子とイーヤーサーサーの相性良すぎて超楽しくて、もう比嘉公演絶対楽しいじゃん!!!の気持ちになった。

比嘉パートからだったけど少なくとも最初の3人がめちゃめちゃラップで、やっぱ比嘉はラップだよねーの感じとアレ……これは……ヒプステ……?と気持ちになった(ヒプ未履修)。

青学パートは全員、完全に歌詞もメロディーも刷新されてて、最適解も最適解だった。チームとしての歌詞メロディーも変わってて、最高。あの歌詞とメロディーは永遠に青11と彼らだけものだし、この歌詞とメロディーは永遠に青12と貴方たちだけのもの……。

 

 

総合感想

高岩芯泰くんMVPじゃないすか。爪痕えぐいて。

てかしんたくん、5月のオーベロンスタッフフェスティバルのアクション回でアシスタントとして参加されてて私普通にお世話になってたからワロタ。袖でスタンバイOK合図が、おもしれー男のそれだったからよく覚えているよ……。

 

テニミュって、「伝統」じゃなくて「継承」なんだと強く思った。私はそのマインドを愛す。

比嘉公演、本当に楽しみ。

 

 

 

#WeLoveテニミュ

 

 

 

★★★★