芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

おおきく振りかぶって 夏の大会編

 

おおきく振りかぶって 夏の大会編』

2018.9.

6-17 東京 サンシャイン劇場

28-30 大阪 梅田芸術劇場 シアタードラマシティ

 

祖父の経営する中高一貫校の中等部から県立西浦高校に進学した三橋廉
中学時代は野球部のエース投手であったが、チームメイトから「ヒイキでエースをやらせてもらっている」とうとまれ続けたため、極端に弱気で卑屈な性格になってしまった。
暗い思い出をぬぐいきれず野球への未練を断ち切ろうとしたが、新設されたばかりの硬式野球部の女性監督 百枝まりあから強引に入部させられてしまう。
部員わずか10人、全員1年生の中で、はからずもエースを任される三橋だったが、捕手 阿部隆也のたぐいまれなリードとチームメイトからの信頼に助けられるのだった。
そして遂に迎えた初の公式戦である夏の大会では、前年度甲子園出場の強豪 桐青高校を相手に幾度となく訪れるピンチを切り抜け、見事に初戦勝利をおさめた。
自分たちの実力に戸惑いながら勝利の喜びに沸く西浦高校野球部。はたして彼らの快進撃は続くのか・・・

 

 

9.15昼 11列上手にて

 

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特別観戦シート特典のユニ型メモ帳

可愛いしグッズも力入ってるから、ついでに今後は写真のメットへの映り込みとか気にしてくれると嬉しい…笑

 

 

 

 

奇しくも「野球 飛行機雲のホームラン」→「マリーゴールド」→「おお振り」と3連続サンシャインという。

 

初演がとても良かっただけに「とりあえず行く」。「えーと今回どこ戦やるんだっけ」とすら思ってた。(※夏の大会編です)

だって原作読んだの何年前よ……モモカンが「23歳」って言ったとき震えたよ……ずっと歳上だったのにな………。

おお振りって一試合をかなり長くやるし漫画もロングスパンだから、ちょっと前の話を忘れがちで……いや読み返せって話なんですけど…。

舞台だとそれを2時間に凝縮してくれるから記憶が保たれているので、心境変遷などは分かりやすい。

おかげで崎玉戦と美丞大狭山戦を一緒にやった理由がよく分かった。三橋と阿部の脱共依存(+花井の意識改革)が一本の舞台の中でしっかりまとまってたと思う。

主軸がはっきりしてるから、逆にらーぜの他キャラの出番や台詞は初演に比べて少ない印象だったし、削るとこざっくざく削られてるけど。

「チアがいるところには負けねー!!」って台詞、原作未読の人は何の話か分からないだろうけど、応援団もいること示唆されててちょっと嬉しかった。浜ちゃん出ないかなぁ。

 

笑えるところも多くて楽しかった。いやほんと笑った。

ただ今回2試合あったこともあり頭がパンクした。

おお振りの心理戦が割とハイスピードな上、役者の塁ごとのポジショニングや進塁が分かりづらかったかな。音声解説してくれてるけど如何せん舞台上に人が多くて大混乱。原作読み返そうね。

 

そういえば、先日観た「野球 飛行機雲のホームラン」は舞台オリジナル作品でとにかくキャラクターの識別に苦労したんだけど、おお振りはすんなり誰がこのキャラ、って分かったんだよなぁ。髪型も黒髪ばかりでキャストの顔認識率も同程度なのに。

見た目に明確な個性がある2次元が頭の中にあるから識別しやすいのかしら。デフォルメされたキャラクター像があって、ある程度それに似たキャスティングしてる2.5はすごいと思う。

+演技で見せてくれたら最高。沖くんとかなんかめっちゃ沖くんなんだよな……。

 

 

 

初っ端の走り込みのシーンでの第一印象、キャスト多っ!!である。25人?公演によってはテニミュより多いじゃん。

でも今更ながら、昨今サンシャイン規模の劇場で全員肉声ってすごい。

OPダンスは健在。手足長いから映えてなおかつ上手いのが巣山って、やっぱ良いな…おしゃれ番長…。

青春ライン』懐かしすぎて震えが止まらない。今回、観劇中によく分からないタイミング含めてものすごい回数鳥肌立ったんだけど、懐かしさで震えたからとかじゃないよね?

 

崎玉。

可愛い崎玉。佐倉少年が好きだったこと思い出した。

てかキャスト把握してなかったからOPで中村太郎くん見つけて「いたのか!佐倉少年役かな!?」と思ってたら違った。近藤頌利くんだった。後々、えらい高身長の医者が出てきたなと思ったらこっちも近藤頌利くんだった。

イッチャンの前田くんはテニスでよく拝見してますが良い感じにキツめで良かった。

ここのらーぜは花井中心かな。花井めっちゃ良いやつだなって改めて思う。

  

しかしいやー美丞大狭山。某大ア◯フト部のラフプレー事件があった時、私の周りの人たちがみんな「えっ美丞大狭山じゃん…」って言ってたほど印象深く、元々貧相な記憶力の私ですら覚えてるあの美丞大狭山かぁ。

和田主将がビジュアル似すぎててビビる。滝井監督が好きな顔だなと思ったらめっちゃ久しぶりのよしたくさんだった。

それにしても倉田しんどかった。アフターケア0で終わるのが救われない。

あと倉田に既視感がないと思ったんだけど、武子さんの顔が綺麗すぎるんだわ。公式イケメンと称されるキャラに当てられる顔面だわあれは。

美丞大狭山のらーぜは完全に三橋と安倍中心。

接触事故後の試合中の、漫画やアニメでは見られない部分での阿部の表情が見られるのはやはり舞台の醍醐味だと思う。役者や演出家の二次創作ではあるけど。まぁ原作以外、アニメも舞台も全部二次創作。

 

 

新田島もとても良かった。原作の瞳孔ガン開きの時の顔、あれまんま。ぞっとした。

キュウリの話は面白かった。(これ日替わりらしいですね)

「キュウリって世界一栄養がない野菜ってギネス認定されてるらしいぜ。やりすぎだよな」っていうの、実際は栄養じゃなくてカロリーがない、の間違いらしいので、微妙に間違ってるのが田島感。

「三橋がキュウリで阿部が味噌。キュウリは栄養ないけど美味い。キュウリの一本漬け」は絶妙だよなぁ。

新世界の栄口くんは顔が綺麗すぎて思わずブロマイド買ってしまったんですが、ググったらなかなか癖のある方で笑った。ブロマイド代をコスプレ衣装か遊☆王カードの足しにしてほしい。

モモカンは初演がめっちゃ良かっただけにどうかと思ってたけど大変良かったです。三つ編みで感動した。初演は何故途中だか最後だかで三つ編みに変えたんだろうな…。

三橋も良かったなぁ〜。なんか初演より良いなと思った。なぜか「あれこんな身長あったっけ」とも思った。

加藤潤一さんは阿部父が似合いすぎている。

あとは阿部くん。やっぱ猪野隆也好きですね。阿部隆也の格好良いところブーストしてるのいかんなーー顔が綺麗だなーーかっこいーなーー。

いやほんと阿部隆也好きだなーーーーーーーーー。

美丞大狭山で配球盗まれまくってる時、「また…」って口パクしてるのとか好き。

猪野隆也くんは割とノリ良いけど原作のノリ悪に近いのは大橋隆也くんと聞いて、一回しか観られなかったのが悔しい。大橋くんも本当に見たすぎた。しかもDVD入らないってマジ?どうにかなりませんかね。

 

 

今すっごい原作読み返したい。

あっという間に原作追いついちゃいそうだけど続きやってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

★★★ 

マリーゴールド

 

ミュージカル『マリーゴールド

2018.

8.25-9.2  東京 サンシャイン劇場

9.7-9       大阪 梅田芸術劇場シアタードラマシティ

 

母と娘には互いが必要であった。
青年はその母を自由にしてやりたかった。
少年たちは娘に「同じ夢を見よう」と語りかけた。

http://marigold.westage.jp

 

 

※少なくともLILIUM、マリーゴールドのネタバレ

 

 

 

8.26夜 1階17列センター

9.1昼 1階5列下手寄り

にて

 

 

 

「酷くないですか?」

同行者への第一声がこれである。

 

正直、観るまで「やるこたぁ分かってんだ…かかってこいよ…」という超強気の絶対負けるもんかマンだったのだが、面白いくらいに完敗した。(やることはやっぱりやった。)

げろげろに泣いた。先日同じサンシャイン劇場の「野球」で過去最高記録樹立するほどに泣かされたのだが、これといい勝負だった。TRUMPシリーズはLILIUMが一番好きな私、大ダメージ。でも流石に『花言葉』で泣いたのは自分、どうかと思う。

少年たちは娘に「同じ夢を見よう」と語りかけた。

の一文もしっかり読んでたし、ソフィがみちゅで直前無料放送はD2版TRUMPのREVERSEやってたし、マリーゴールドでめいめいってのも分かってたし、何ならグランギニョルパンフの年表でマリーゴールドの結末は「母を殺すこと」だと分かってたのに、何でかな、全部忘れてた

大抵の舞台はある程度展開の予想が嫌でもできてしまうものだが、目の前の演劇が、次の展開を予想する思考回路に隙を与えてくれなかった。

 

 

母と娘、異性、姉妹、の愛、愛、愛。どれもこれも重くて重くて仕方ないのに、噛み合うものは少ない。愛ゆえに幸せになったり不幸になったり。

ソフィの「同じ夢を見よう」という勧誘も、ソフィにとっては紛れもなく愛ゆえだった。「君を愛してるんだ」も嘘ではなかった。ただその愛の解釈が、自己愛だった。だって「僕は君であり、君は僕」。ソフィ・アンダーソンは自分しか愛せない。

紫蘭と竜胆、初期のスノウのような最初から永遠を望む子を選べばいいのに、ソフィ自身が永遠を望まないせいで、誰も選べず誰も愛せない。だから「望む望まないをそもそも考えることをさせない」のが擬似クランで、「永遠を強制させる」のがウルという薬なのかなぁ。

ガーベラが「永遠なんてクソくらえよ」と言った瞬間のソフィの発狂は、リリーの時と同じだが、永遠を否定されることはソフィの存在そのものを否定されるに等しいと解釈した。

しかし何百何千年経ってもダンピールは迫害対象であること、不可侵条約に何の変化もないこと。あまりに文明が停滞しすぎている。TRUMP世界軸のなかで、既に何度か人類がほぼ絶滅してることを疑う。滅びぬ者は生命のために鎮魂歌を捧げるでしょう…。

 

 

舞台上そのまま有楽町の劇場に転送しても違和感ない。これ、帝劇で聴けるやつだ!

アンサンブルの使い方や曲などが、何となく海外輸入ミュージカルっぽい。『ケリトン出版社』にテナルディエ夫妻とかの「明るい悪役」の匂いを感じる。『ダンピール狩り』はフランス革命の決起シーンを思い出したんだけど、確かに悪役寄りに描かれるクロッカスも、家族を殺された人間たちも、ダンピールという悪を叩く"正義"なんだよなぁと思った。

『我は守護者なり』などのキャッチーロックには安心感を覚える。ただし歌唱力のボクシング世界大会決勝戦って感じ。後日DVDで見た時、生でもう一度鼓膜ぶん殴られたいと心の底から思った。繭期ライブをやってくれ。

そういえば先日LILIUM見返して気付いたんですけど、LILIUMの『葬送終曲「聖痕《スティグマ》」』とここの4人の構図全く同じなのね…。

 

キャストもあまりに上手すぎる。

円盤で見るとよく分かるんですけどソフィ、三津谷さんの目がヤバい。光が入ってるのに、5000年先を見つめてるような目がヤバい。

コリウスは基本スタイルが異次元すぎて見ちゃうよね。事前ビジュアルとかブロマイドからキm…変なキャラかと思ってたけどそうでもなかった。こいつヤバいなと思ったのは、ヘンルーダの話を聞いてる時のゴロゴロビタンビタンくらい。そういえばこの人すごいカッコいい春林だったわ。

とんちゃんはいつの間にあんな歌上手くなってたの?最後に歌を聞いたのがドラマClubSLAZYだから参考にしていいものか微妙だけど、すごくミュージカル寄りの発声になってて驚いた。

 

愛加あゆさんがTRUMPシリーズ2回目だと、観劇どころか映像視聴して初めて気付いたんだけど、それくらいフリーダ様の面影がなかった。愛加さんは2015年の「音楽劇 星の王子さま*1が初見だったんだけど、見る度に印象違うなぁ。役者として、地味に凄いことだと思う。

 

 

公演2日目の話。

私含め初見観劇が多かったんでしょうね。

ソフィーがウルのことを「キャメリア」と呼んだ瞬間、

ヒッ………

という悲鳴が、さも日替わりネタで笑いが起きるかのように、自然に会場に響いた。私、観劇してて、人が「ストーリー展開に本気で悲鳴をあげる」の初めて見た。後半の観劇ではさすがに発生してなかったけど、これ絶対末満さんほくそ笑んでるでしょって思っちゃった。

"ウルごっこ"させられてるのはキャメリアだけじゃなくて、適当に連れてきているそうで。*2こはちょっと安心したり。キャメリアだけがまた何か背負ったわけじゃない…かもしれない。

 

 

TRUMPシリーズとは、最新公演を見る度に過去作の傷口が広がるものですが、マリーゴールドは想像以上にLILIUMの傷抉られた。

そういえば、TRUMPシリーズ、そろそろBlu-rayで出してくれませんかね…暗い映像の解像度がさ…。

ちょっと書くのに時間経ってしまったから感想薄めで終わり。

 

 

 

自分用メモ

ヘンルーダ=ヤン・フラ

・原初信仰は法律で禁止されている

マリーゴールド時点の各年齢

ガーベラ 15?

アナベル 38

エリカ 29

ヘンルーダ 40

逆算するとエリカ14歳の時に「妹じゃない」って家放り出されたってことか?それはキツイな?

・登場人物の花言葉まとめ

アナベル:ひたむきな愛

ガーベラ:希望

コリウス:かなわぬ恋

エリカ:孤独、博愛

ソフィ(ファルス):永遠の絆

ウル(キャメリア):常にあなたを愛します、控えめな優しさ

ベンジャミン:友情、信頼、融通のきく仲間

ヘンルーダ:悔恨、軽蔑 (草に"中絶"の効能あり((効能については偶然らしいですけどね)))

マリーゴールド:絶望、嫉妬

 

 

 

 

 

★★★

*1:これ著作権関係で円盤出てないけど、本当~~〜に素晴らしい舞台だったからいつか見られる機会があるなら……いや生きてるうちに何としてももう一度見たい。

*2:末満さんのニコ生より

メサイア TALK MISSION´18 3部

 

メサイア TALK MISSION´18』

2018.9.1 一ツ橋ホール

 

 

 

3部 29列センターにて

 

マリーゴールドからのハシゴだったので3部しか行けず。

備忘録。ニュアンス相違、大いにあるので基本信じないでください。というか金銭発生イベントはほぼ自分用の記録なので大雑把です。

敬称略。

 

 

 

 

 

 

初っ端、誰も舞台上にいない状態で突然の新作舞台発表。1部はさぞや阿鼻叫喚だったと窺える。

司会はこにーさん。

 

 

一嶋ミッション1:月詠の振り返り

キャストが選んだシーンをスライドに写しながらトーク

 

・穂波と万夜(照日衣装)のシーン→石渡

「給食の配膳?」長江「これは僕のコッペパンだ!!」

給食ネタで盛り上がりすぎてましゅちゃん、まともに喋れず。

・志倉さんの日替わり(「ダメっすか?」「いいっすよ」のムービー)→小谷

「ダメっすか?」に歓声が上がる。

・柚木が御池を連れ帰るために戦うシーン(ムービーからの照日vs柚木の月詠劇中ブロマイド)→色んな人

ブロマイドの画像見て長江「これ僕が悪者じゃない!?」

長江「後半になるにつれて喉の心配しなくてよくなるから、『御池!』って呼ぶ声がどんどん強くなってて、それがまた…」

 

 

一嶋ミッション2:毛利西森ペアへの質問

毛利西森が呼ばれ、キャストからの質問に答える。

 

・演出家を志したきっかけはなんですか?→宮城

西森「引き算。演劇やりたい、で高校時代から続けてきて劇団入って。元々俳優もやってたんだけど、ある公演でずっと赤子を抱いてる父親の役だったんだけど、袖に戻ったら赤子が手の中にいなかった。舞台上に置いてきてしまっていた。次のシーンが警察のシーンで、ぽつんと赤子がいる中で刑事が話してて。それで俳優という選択肢の引き算ができた(笑)」

・オーディションの時の印象はどんなでしたか?またオーディションから印象は変わりましたか?→石渡

「www楽屋でやればよくない!?!」石渡「いやあの、みんなどうかなっていう」「全体的な話ね」

石渡「オーディションの時は全然違う役…ヘッ(チョリース)みたいな役でやったのに、何でまた、バサァ…って役になったのかなって」ジェ「オーディションてメサイアの抜粋?誰?」石渡「わかんない、だいぶ前だから…」西森or毛利「加々美かな?」杉江「それは難しい」「いやいや」

西森「オーディションの時は『台詞に嘘がない人だな』と思った」石渡めちゃくちゃ照れる。杉江「オーディション時の、印象やからな?」

西森「新キャスト入るとキャラクターどうしたいかとかの面談みたいなことするんだけど、その時に最後の台詞をどうするか2人で話し合った。その時思ったのは、『真面目だな』ってこと」

・毛利さんの想像する穂波になれてましたか?→石渡

「wwwwwwwwwww」石渡「いやあの!毛利さんの中で作ってるキャラ像と実際違ってくるとかあるんじゃないかって!」

毛利「メサイアは常に想像を超えてくる。確かに自分が脚本書く時は台詞とかブツブツ言いながら書くし何なら泣きながら書いてて、自分の世界で出来上がってはいる。でもいざ西森さんに渡して役者が肉付けした時とはやはり変わってくる。(質問に対しては)穂波は、なれてたと思うよ」「ましゅーくんよかったねー」

小谷「自分への質問が2つ続いたところで次ー」

・もしメサイアで事件が起きないハートフルストーリーを書くとしたらどんなものになりますか?→長江

毛利「これは面白い」長江「こういうことだよましゅーくん!!」

毛利「ハートフルはメサイアではない………という回答だと面白くないけど……」西森「いっそ全部ハートフル。(御池の)中にいるし」長江「」

「ということでメサイアは全てハートフルです」

 

どのタイミングだったか、二三回長江くんに「まよ、ひとはどうしたらひとをすくえるのだろう」と真似されたましゅーちゃんが、ラスト台詞の再現からの生き残るまでの流れをやる。

落ちた後泳いでた。

 

 

 

幻夜乃刻の話

新キャスト等のコメント動画。3回も見てるから杉江、長江がよく茶々入れる。

・金井

サポーターネタ(?)

・鈴木

横向いたり斜めだったりする。「保護者同伴かな?」

小谷「近くで演技したんだけど、すっごい綺麗な顔してる」

・安里

「奥の日本家屋めっちゃ気になる」

・井澤

やたら長い。クランクアップ後らしい。

井澤「いやぁ……(自分)かっこよかった……」カメラが物理的に遠のく。最後カメラとぐるぐるして終わる。

 

毛利「密室劇がやりたかった。影青、深紅、極夜ときて、どうしてもハリウッド並に予算は潤沢ではないので、絵が似通ってしまう。じゃあどうするか?ってなって。三人で話して、密室劇」

西森「そういうのすきー、って」

 

金井、鈴木の画像にて

「身来くん白っ」「ちょっとしんちゃん隣立ってみなよ」しんちくんと身来くんの写真の横へ。橋本「メラニンを分ける」

 

場面ブロマイドの有賀画像

杉江「はい(挙手)……………テメーあんま調子乗ってっとテメーの家牛乳で浸すぞ」

ジェ「はい(挙手)…ここのウォシュレット、強いな」

小谷「何で大喜利してんの」「これがTwitterとかで勇貴に伝わる」

 

 

 

メサイアトワイライトの話

新キャストコメント。

・金井、鈴木

金井鈴木「「メサイアトワイライト、荒黄昏○jg×4ag……(笑)(笑)(笑)」」

「関係性できあがっとるやん」

・三原

三原くんが喋る度に「そだねぇ」「うんうん」などまるで小動物に話しかけるかのごとく相槌が入る(恐らく杉江)

小谷「ことりちゃんと共演だけど」石渡「かわいい。生きてましたね」

・村上

小谷「変な人だよね」橋本「変な人ですね。ザリ兄さん」

小谷「なんか『夢が叶った』って言ってて、なんの夢が聞いたら、『いやぁ、ザリガニのうた出せたんだよ』って。…そこから話続かなくなっちゃった」「変だけど良い人」

・輝馬

始終横揺れしてテンション高い。輝馬「メサイアトワイライトに出演いたします!おめでとうございます!(拍手)」

「いや自分でおめでとうございますって」

長江くんが横揺れの真似しまくる。

・坂元

落ち着いているはずなのに何故かやたら動画切り貼りされている。

・近藤

近藤「これから皆さんの輪の中にガンガン入っていくのでよろしくお願いします!……一つお願いがあるんですけど……いじめないでください。輪の中にいれてください」

最後ピースで終わる。

 

 

フォトセッション

1部からある15秒写真撮れるタイム。カメラの持ち込みは禁止なので携帯です。

橋本「ちょおっと待ったー!!!」

客「!?!!!?」

杉江「脱ぐの?」

橋本ほんとに脱ぐ。\トゥクトゥクTシャツ/

\背中にはNo tuktuk No life/

 

突然ハッピーバースデーソングが流れ、皆がトゥクトゥクに気を取られてる隙に捌けてた杉江がケーキ持ってくる。(月詠ラバストの万夜ちゃんが描かれてる)

長江「万夜が死んだ歳が確か二十歳で、だんだん万夜に追いついてきた。また責任が伴う歳になったので気を引き締めていく」(ものすごくニュアンス)

長江冗談でそのまま捌けようとするがそのままフォトセッション。

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その他所感

レネくんのメサイアコート、一人だけ変わった?

少なくともファスナーの幅と色、プレート、あとは合皮も違うように見えた。衣装さんの担当が変わったから?

 

 

 

 

 

★★★

八王子ゾンビーズ

 

『八王子ゾンビーズ

2018.8.5-19  TBS赤坂ACTシアター

ダンサーになる夢が破れ、自分を見つめなおすために、八王子の山奥のお寺にたどりついたタカシ(山下健二郎)は、とある満月の夜にお寺の墓場でゾンビVS住職(駿河太郎)の壮絶な戦いを目の当たりにする。このお寺は、夜な夜な無数のゾンビがうごめく、奇怪な場所だったのだ。
「ここで見たものは忘れろ!」と意味有り気に住職に言われたものの、タカシは気になって再び墓場を訪れた。するとそこにはゾンビの姿が…。しかしよく見ると、そこにいるゾンビ達は陽気でイケメンばかり。
彼ら曰く、満月にダンスをすることで成仏できるのだが、それを住職たちに邪魔されているとのこと。「俺たちにダンスを教えてくれ!!」とゾンビ達にせがまれ、何故か、タカシとゾンビ達の交流が始まったが…。
不穏な動きを見せる住職の思惑とは?
果たしてゾンビ達は、無事に成仏できるのか!?

HP:http://www.hachioji-zombies.com

 

 

8.6  2階F列上手にて

 

 

 

ビジュアルが最高。

これに尽きる。

 

逆に言えば、ビジュアル"は"良かった。ゾンビのビジュアル500億満点。マジで衣装メイクさんに金一封包みたい。毎日ゾンビキャストのTwitter巡回して写真上がるの楽しみにするくらいには可愛い。

ゾンビがきゃーきゃーわちゃわちゃしてるのを観るのに、1万円。どこに金かかってたかというと、キャスティングと衣装とメイクと舞台セットと早乙女友貴の殺陣でしょうか。

 

ストーリーは、浅い。月石をゲットして満月の夜にダンスすれば成仏できる…って弱すぎる世界観も相まって、正直学芸会か子供向け演劇か?って思ってしまった。

「こういう展開にしたいから、このキャラはこういう過去にしてこういうイベントを発生させよう」みたいな魂胆が見え見えというか。まずEXILEさん迎えるからにはダンス要素は必須、健二郎さんを囲むには今旬なところから引っ張ってきた沢山の若手俳優たち、殺陣もあった方が嬉しいから早乙女友貴、など。あまりにも現実で達成したい目標に対して物語が後付けって印象だった。

孔明ゾンビーズへの仕打ちは完全に八つ当たりなのに、「これが私の正義」とか意味不明すぎて最後まで意味不明だった。下田も結局どっちの味方なの?そういうキャラか?

ダンス練習中のわちゃわちゃは可愛かったんだけど、長い堂々巡りや大声で怒鳴る突っ込みが苦手で、それが多用されてたのもキツかった。

あと海さんに対するゾンビ呼び弄り。ああこれが超大衆向けテレビから来た脚本かって思った。

ただでさえつまんねーテレビ番組ノリの弄りなのに何度も何度もやるのいい加減飽きたわと思ってたら、それが最終的に感動演出に利用されてて普通に胸糞だった。不良がちょっと良いこと……いや普通のことするだけで感動、とかナマ言ってんじゃねーぞっていう。マイナスがちょっと0に近づいただけです。海さん、1ミリもゾンビに見えなかったんだよなぁ。

唯一、楓くんのくだりは良かった。経過は置いといて。応援練習の時に何で楓くんだけ飛ばされたんだ?ミスか?ミスにしてはキャストも慌ててないな?と思ったらそういうことね。

とりあえず鈴木おさむ脚本演出は初めて見たけど、脚本演出の名前見て避ける舞台の一つになりそう。

 

そういえばこれだけ推してるダンス要素は少ない。少なすぎてびっくりした。せめて健二郎さんだけでも、もっとガツガツ踊るのかと思ってた。

踊れ…たっけ……みたいなキャストが混ざってる時点でお察しだったのだろうか。でもはるちゃんとか勿体なくない?

テニミュやらに慣らされた我々(同行の友人)は、こういうものはカテコの後に幕開いてもう一曲ガチダンス、の流れを無意識に期待してたのに特に何もなくて若干拍子抜け。まぁここは勝手にわたしが期待してただけだから別にいいけど。

 

昨今、応援上演などさして珍しくもないが、タンバリン。タンバリン(笑)

このなかなか強烈な鳴り物が、応援タイム以外の上演中にどれ程シャンシャンしまくるか懸念点ではあった。

しかし2日目にしては思ったより統率とれてた印象。前説でキャラ名以外呼ぶなって注意あったし、鳴らしていい時が分かりやすかったし。まぁシャラ…シャン……くらいは始終鳴ってたけど。私もハンカチにくるんでいたもののちょっと当たると鳴りそうだった。鳴り物楽しかったけど何故タンバリンにしたし。

 

ゾンビーズがとにかく可愛い。若手俳優の舞台裏って感じ。どこまでアドリブなんだ?自由すぎて笑った。

ただし人数多すぎて誰が喋ってんだか分からない。その中でも年長組が強すぎてほぼ年長組の独壇場。久保田の悠来さんええ声で面白すぎるな。

何気に三太四太の台詞ユニゾンが凄かった。テニミュとかセミロングラン公演でもしょっちゅうズレるのに、一度もズレなかった。全国立海に期待。

自分、三太固定カメラ気味だったんですが身体ぴょこぴょこ手脚にょきにょきしてて可愛かったです。

あと公演中はそこまで見てたわけじゃなくて申し訳ないんだけど、Twitterでゾンビ巡回してて丘山晴己ちゃんのヤバさに気付いてしまい良い元気玉見つけたなって感じです。たまにヤバいテンションのツイート回ってくるなとは思ってたが全部あんな感じだとは思わなかった。

 

何度でも言う、キャラビジュアルが最高に良い。10000億万点。

私は普段、観劇して面白かったらパンフレットを買うようにしているのだが、今回「ここにこれ以上金払うのか…」と思いつつパンフ買ってしまった。だってビジュアルが良いから。パンフの写真もデザインも最高。関係ないけどあまりに写真の現像具合やデザインが好きすぎて、パンフのデザインプロデューサーのお名前をググってみたら、私が今まで良いなと思った舞台のデザインばかり担当されてて驚いた。あなたの口座に直線お金を振込ませてほしい。

 

可愛いゾンビのアドリブ芸を延々見ていられるなら増やしたいなって感じ。でも1万円払うかと思うと微妙。

本当にキャラビジュアル良すぎるから勿体ない。キャラだけ他に移植して何かやってほしい。

 

 

 

 

 

★★

「野球」飛行機雲のホームラン

 

『「野球」飛行機雲のホームラン 』

2018.

7.27-8.5 東京 サンシャイン劇場

8.25-26  大阪 梅田芸術劇場シアタードラマシティ

 

 

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公式HP:https://www.homerun-contrail.com

 

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モーツァルト!2018

 

モーツァルト!』2018

2018.

5.26-6.28  東京 帝国劇場

7.5-7.18    大阪 梅田芸術劇場

8.1-8.19    愛知 御園座

 

 

6.2昼 1階L列下手にて

 

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Wキャスト:古川雄大/平野綾/涼風真世/小河原美空

 

 

 

行けないかと思った。

いやほんとに東京チケットなかったですね。びっくりした。こんなチケットないものとは知らず。先行とか全部忘れた。もうキャストとか誰でもいいからと直前譲渡狙って譲渡検索張り込んで譲っていただけてなんとか観劇できた。どちらかというとゆんが観たかったのでありがたい。

 

『僕こそミュージック』の曲以外の知識0観劇。そういえば女性のオケピ指揮者は初めて拝見したなぁ。

ただ、初見の『星から降る金』が断トツで刺さった。M!中で一番印象に残ってる。ストーリー読んでいかなかったから、男爵夫人が終盤まで敵か味方か分からなかったものの(笑)、星から降る金は不思議と泣いた。涼風真世さんの歌がまた聴きたいと思う。

古川のゆんは今まであんな奔放な役を見たことなかったからとても新鮮だった。今回何度かちょっと調子悪い?と思う瞬間があったのが逆に驚いた。ロベスピエールセバスチャン・ミカエリスなどで見てたときは安心安定の印象なもんで。

 

舞台セットが素晴らしい。鍵盤部分が階段になった巨大なピアノが大台になってて、回転したり上部が開閉したり。大きな開かれた本が丸ごとステージになってる舞台美術の写真を見たことがあってそういうのに憧れてたんだけど、同じようなものが見られて感動した。夢だねぇ。

加えて上左右の幕の端に五線譜のような線ライトが仕込まれてて、幕を動かすことでフレームを作り出していて面白かった。開演前まで幕が開いていて舞台のピアノが見えてたんだけど、開演5分前になったらその幕が閉じてロゴが投影されてた。ピアノを見せたかったんだろうな。

地味に映像演出も多く、馬車のシーンで突然異様にリアルな背景が出てきた時はちょっと笑った。

 

アマデ。アマデが可愛い。正直ずっと見てた。わたし小さい子が好きなんだなと死ぬほど実感させられた。ピシッと背筋伸ばしてハキハキ早足で歩くのだけで可愛い。ヴォルフガングと手繋ぐとなお可愛い。

アマデオーディション要項に

かなり高度な理解力と集中力が要求されます。

と書いてて、どないやねんと思ってたんだけど、これは確かに……と思わざるを得なかった。

ヴォルフガングの出番≒アマデの出番で本当に長時間舞台上にいるし、「じっと」していなきゃいけない場面が多い。じっとしてるって、結構難しくないですか。一瞬でも意識逸れて視線が逸れたらすぐ分かるし、反応しなければいけない瞬間は都度訪れるからちゃんとずっと周りを見られていないと置いてかれそう。

私が見た公演の美空ちゃんは9歳ですって……9歳………??この世に生まれて立って歩いて喋って文字覚えて演技覚えて人の心を理解して帝劇の舞台に立つまでの時間が、9年………????人生何周目…?

 

自分「天才」を題材にした作品が好きなんですけど、ラストにあんまり救いがないように思えて悲しみが深い。光あふれる宝箱はあんなに美しいのにね。

 

それにしても海外ミュージカルにおいて「特に制裁を受けるわけでもなく絶対に生き残る性悪一家」がいる確率が妙に高いのは何なのだろう。次観るときはちゃんとストーリー把握してからにします。

 

 

 

 

★★★