芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

詭弁・走れメロス 再演

 

『青春音楽劇 詭弁・走れメロス』再演

2016/04/29〜05/08 シアターサンモール

2016/05/14 京都劇場

 

公式HP http://papageno-net.com/melos/

 

 

5/2 P列下手
5/8 D列上手にて

 

思い出し書き。

 

原作が大好きで2012年の初演も好きだったから、純粋に再演は嬉しかった。
上田氏(整理軍)を初めて生で観たのはこれの初演だったなぁ。

 

今回グッズが可愛い!
キャスト先行特典の、猫炒飯と気弁論部のラバストが本当に可愛くて、貰えて良かった。

 

 

◇感想
初演の思い出補正で期待しすぎたり、衣装やらの変更点が初演の方が好みだったりで、若干感動は薄かったところはあるけど、今回も面白かったです。

 

セリフがとにかく多い&早い。
早機関銃の弾のごとく勢いよく飛んでくる文字列を、絶え間なく食らい続けたいマゾ向けなのではないかと今にして思う。
難単語を多用したよく分からない勢いの森見登美彦節が、そのまま表現されてるのは素晴らしかった。早口で声も張るから役者も大変そうだわ。

 

初演に比べ、劇場予算諸々全体的にコンパクトになった印象。

 

電王ぶりかつ初めて生で見るちゃんなか…
芹那の眼鏡姿が大変可愛かった。 アフトであわあわしてたのも大変可愛かった。
詭弁論部の小手伸也さん、通る声で滑舌良くて凄いなと思ってたら、後に生執事サーカス編のケルヴィン伯爵役で名前が載ってて、ビビる。

 

須磨さんの髪型が、くるくるの盛り髪→ボブ、と大幅路線変更。
男を使役する須磨さんイメージとしては初演のが個人的に合ってたけど、大学生ならこれくらいで丁度いいのかも。
新垣さんは色んな舞台で見ているが相変わらず可愛かった。

 

桃色ブリーフは、桃色が薄ければ薄いほど卑猥であるという描写が原作にあるから、濃いピンクになってたのがちょっと残念。
胡椒を股間に隠してる最中の芽野は、展開知ってるのにちょっとヒェッてなる(笑

 

曲がキャッチーで好き。

劇場内の張り紙が、楽譜コピーの裏紙だったのには笑った。

 

芽野が満喫で夜明かしするシーンの弱虫ペダルネタで、前方席が湧いてたのがお察しって感じ。

 

にこやか自転車整理軍の衣装が学ランから白タンクトップショーパンに変更でさ。
初演の学ランの爽やか上田氏があまりに好きすぎたから一抹の悲しみは無きにしもあらず。
しかし筋肉が見放題だったのは良かった。あと上田氏もしゅんりーさんも、正直むさくるしさとかうっとおしさとかはマシマシだった。整理軍の標準装備として筋トレ器具が追加になって、始終トレーニングしてて大変やなって思ったし、実際上田氏ご本人Twitter曰く、胸筋が育ったらしい。

若干、上田氏としゅんりーさんの温度差があったような?そこだけ違和感。

鴨川デルタでの芽野確保直前、上田氏がすごい良い顔してたのをよく覚えてる。

 

 

 

有頂天家族も再演してほしいし、他の森見作品の舞台も観たいなぁ。

 

 

 

 

 

★★★