ハイローの映画第3弾(以下ザム3)見てきました。
公開前から見に行くためのアップはしてたんですが、気づいたら1ヶ月経ってしまった。
3次元のグロがダメなので、予告映像のコブラちゃんの生コンで精神的にダメージ食らいすぎて正直萎えてしまって……でもやっぱりハイローは大画面良音響……ということで駆け込み。
あ、生コンに関しては「胡麻豆腐胡麻豆腐胡麻豆腐」と思っててもダメだったので目をつぶってやり過ごしました。初っ端からきて、「ああこれは2時間かけて傷を癒すやつやな」と思ってたら追いコン来て死ぬかと思った。
というか殴る蹴るくらいの拷問なら大丈夫だろうと思ってたら、拷問シーン全部精神が死んだ。「完全無抵抗状態」にある「圧倒的弱者」に対する「一方的暴行」がダメなのだ。やるなら平等に拳でボコれ。
基本楽しかったです。
今回もアクションが最高に楽しかった。琥珀雅貴・九十九広斗の長回しが素晴らしい。
ただ無名街で共闘はあったんですけど、ああ私は多チーム混戦する大乱闘が見たかったんだなと思いました。どうも大乱闘の印象が薄い。ザム1,2と比較すると物足りない。
爆破演出は凄かったですね。
ルードが最もルードらしい戦い方してたのも良かった。ララが身軽だったのがとても良かった。
あと、SWORDの頭揃って九龍に挑んでほしかった。本当にこれは見たかった。
ストーリーとしては申し訳ないことに「ウイルスの辺りから聞いてなかったわ」レベルで頭が追いついてない。
まぁつまり政府がやべー公害を作り出してしまった薬品工場の隠蔽のために工場と被害者と証拠を、無名街もろとも吹っ飛ばそうとしたってことですよね。
九龍の派閥関係とかマイティとかどうなってんだ。バルジってなんだっけ。
てか、無名街が何をしたっていうんだ!!!という。理不尽極まりない。
Twitterで「無名街爆破セレモニー」ってみんな言ってるけど、ゴロの良いネタだと思ってたんですよ。ネタじゃなかった。マジか。
スモーキーはもっと、物理的に強いところが見たかった……殺したの許さん……。タケシも下敷きになったとこで、殺したら絶対に許さないからな!!という気持ちでした。(怒りの矛先はどこでもない)
相変わらずの構図のとり方の美しさ。あーここ決め構図なんだなってのが一発で分かる。勉強させてもらいます。
光の使い方がめちゃくちゃ上手いと思ってたけど、光の差さないスモーキーの雪のシーンとか見惚れました。デスクトップにしたい。
今回、達磨が私の癒しであった。出番少ないけど可愛すぎた。
例の傾いた車は頭のネジ飛んでやがるって感じが最高にクレイジーで最高。
あと爆破セレモニーのカラフル花火はあれ、笑うところだよね???笑っていいんだよね???なんかあそこだけCG感すごいし、映画館一人でぷるぷるしてしまった。
あの流れと絵面は普通、自爆のルートだと思うんですけど達磨ちゃんに限ってそんなことはありえないので、まるで夏祭りのように花火を眺める達磨一家にほくほくしました。癒された。
ただ復讐とかそういう話は片付いたのか微妙っすね。全体として若干エピソードが弱い気がする。達磨スピンオフを求めます。
あと「村山さんかわいい」は世界共通言語でしょう。
独特の台詞まわしや語感が絶妙すぎて、村山さんが喋るのをまとめた動画が欲しいです。
とりあえずまた続きそうだし(ほんとにバルジって何だっけ)、こんなBIG Businessを逃す理由がないと思うのですね。
SWORD他、各チームだけのスピンオフ2時間映画作ってほしい。