『スマホ連動型ヒロイン体験朗読劇 特別捜査密着24時 from 100シーンの恋+』
2020.7.3-6 R'sアートコート
あなたの職場は、西新井警察署の生活安全課。
一応、刑事。
連続殺人事件や国際爆弾テロ、凶悪犯を追うだけが刑事の仕事じゃない。
安全な街づくりだって、刑事の立派な仕事。町の人達の相談に乗って、町内の問題を一緒に解決する、この方が性に合っている。
――と、思っていた、のに・・・・、
https://products.voltage.co.jp/readinglive/
7.4 昼 3列目下手
夜 8列目センター
最初に言っておく。私史上、相性最悪の題材である。そもそも恋愛ものが苦手でヒロイン不在の乙女ゲ舞台も苦手で、朗読劇も苦手ときた。じゃあ行くなよって感じなんだけど、推しが出るなら仕方ない。この舞台は何も悪くない。本当にすまない。
というわけで、コロナコロナでようやく久しぶりの生観劇です。
やるんかいって感じだったし、まさかの全公演でアフトやんのかいって感じだったけど、アルコール消毒→検温→1席空けなど座席数減は徹底されていた。アフトでソーシャルディスタンスを越えた役者さんがステージディレクターの中村さんに怒られていた。
なんだかんだ、生芝居はやはり良いなと思った。
これは主役、桐沢役の役者ファン大勝利舞台。私の回は岸本勇太さんファン大勝利。
原作全く知らなかったんだけど、これはあれなのね、いわゆる桐沢ルートなのね。ぶっちぎりでセリフ量が多い。
他はthe脇役。出番すっくない。昼、柏木さん水石さんが突然ナースキャップ被りだしてどうしたと思ったけどこういうオモシロ別役は有難かった。
黒スーツは良いですね。やっぱスーツは良いんですよ。
ちなみに「スマホ連動型」というのは、スマホで選択肢選んだらその後の展開変わるとか言う訳ではなく、選択肢に則した小説が休憩中と終演後に読めますよっていうやつだった。
内容はどうしても背中が痒くなってしまう体質なので……ものすごく痒かった……まずタイトルのロゴが痒いねん……すまんて……歯が浮きまくってもう無いで……。
昼のアフト企画の行ってみたいセリフで、水石さんが「茶けてしまう」って言ってたけどこちらとしても茶けるのがいっそ自然に受け入れられた。すまんて。
背景は投影で場面によって切り替わるし暗転も上手く使われてたから面白くないわけではなかったんだけど、いかんせん自分の聴覚情報取得能力が弱くて、ちょっと眠気はあった。でも完全に意識切れなかったし寝てないから全然良い方。(寝る舞台はマジで寝る)
ラスト辺りの、突然の銃と称した台本を、全員下ろさせる演出は笑った。
ステージディレクターは基本情景を語るんだけど、ヒロインのセリフや心の声も語るからすごい。しかもラスボス役もやるからすごい。ギャップが。本舞台MVPだと思う。
ほんと主役のキャスト推しなら楽しめると思います。擬似リップ音エロ。
★★