芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

レ・ミゼラブル 2019

 

レ・ミゼラブル』2019年版

2019.

4.15-18 プレビュー

4.19-5.28 東京 帝国劇場

6.7-25  名古屋 御園座

7.3-20  大阪 梅田芸術劇場メインホール

7.29-8.26  福岡 博多座

9.10-17  札幌 札幌文化芸術劇場 hitaru

 

 

5.26夜  T列下手寄りにて

 

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プリンシパルキャスト(敬称略):佐藤隆紀/上原理生/濱田めぐみ/唯月ふうか/三浦宏規/熊谷彩春/斎藤司/朴璐美/小野田龍之介/小林佑玖/立花莉愛/岩瀬花音

 

 

上手い歌と芝居の定期摂取って感じなのでいつも以上に感想に中身はないです。

 

上原ジャベールの回ならどこでもいい…とチケット取ったが、結果見たい人ばかりで良かった。本日千穐楽の看板に戸惑ったけど、先に楽迎える人がいるってことか。

 

笑ってしまうくらい上原ジャベールがカッコよすぎた。冷静に書いてるけど本当に笑ってしまう。なんであんなカッコいいんだ?

上原アンジョルラスもすんごい好きだったし、ジャベール早くない!?アンジョルラスとしては強くなりすぎたのかな…絶対に殺されなさそうジョルラス……とかなんとか思ってたんだけど、なんかもう"今"、あなたのジャベを見せてくれてありがとう…の気持ち。殺されないならsuicideするしかない。顔は若いし、本人も「僕若いんですけど」ってカテコで言ってたけど、歳関係なしの威圧感素晴らしかった。

ジャベール定点してたせいで、最後の死者の列にいないことに初めて気付いて泣いた。(今更) キリスト教~~~…………。でもカテコでガブローシュと追いかけっこしてて本当にすきだなとおもいました。

 

新キャストでただただ興味ある枠だった斎藤さん、やはり芸人とミュージカル俳優の境目にいるなーって感じがした。普通に上手かったんだけどね。カテコの東京楽挨拶が面白かったもんな。みんな「斎藤さん」としか呼んでなくて本名に馴染みなさすぎるのか、「テナルディエ役の斎藤工です」に対して、一拍遅れて笑いが起きてた。

同じく「境目の人だな」と思ったのは三浦くんかな…。テニミュとか若手俳優の中では頭一つ抜けて上手かったけど、このメンツに入るとうーん伸び代!みたいな。ダンス多いミュージカルだったらまた違ったかもなと思う。

熊谷さんはめっっっちゃディズニープリンセスみたいだった。しかも白雪姫とかシンデレラとか初期のプリンセス。コゼット姫とか普通にいそうだし。

マダム朴さんは新キャストなのに妙に周りと馴染んでたように思う。カテコとかで斎藤さんとケラケラしてたのが可愛かった。

ガブちゃんは今回も最高に良い。何度見てもバリケードのシーンで泣いてしまう。もうガブちゃんの歌声で泣くというパブロフの犬になっている気がする。

あと逆に予想外だったのが小野田ジョルラスが大っっっっ変良かったこと。ミス・サイゴンでも観てたけどそこまで印象的だった記憶がないのにアンジョルラスすっごい良かった。何が良いかと言われると分からんけど、視力悪いくせにオペラ使ってないから歌かな、やっぱ。またやるなら小野田ジョルラスもっかい観たいわ。

そういえば常々「人間のロングトーンってヴァイオリンの音に似てるなぁ」と思ってるんだけど、佐藤ジャンバルジャンのBring Him Homeでこれを実感した。女声で思うことはあったけど、男声でも思うことになるとは。

 

SEの話なんですけど、昔からあんな立体音響的な感じだっけ?バリケードの銃撃戦の時、銃弾が横を掠めるような音響で、めっちゃディズニーのアトラクションだなと思ってしまった。今回初めて天井が近い1階後方だったからスピーカーが近かったのかな…。

 

話分かってるし演出も大幅な変更はないのに満足度の高い舞台はすごいよなぁ。定期的に歌声浴びたいもんなぁ。

 

 

 

 

 

★★★★