『ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!』初演
2015.
11.14-25 東京 AiiA theater Tokyo
11.27-29 大阪 シアターBRAVA!
12.5-6 宮城 多賀城市民会館大ホール
12.10-13 凱旋 AiiA theater Tokyo
バレーボールに魅せられた少年、日向翔陽は、やっとの思いで出場した中学最初で最後の公式戦で、
「コート上の王様」の異名をとる天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩いた日向だが、
何とそこにはにっくきライバル、影山の姿が…!?ボールを落としてはいけない、持ってもいけない。
3度のボレーで攻撃へと“繋ぐ”スポーツ、バレーボール。
仲間と繋いだ先に見える景色は!?熱血青春バレーボール物語、いざ開幕!
http://www.engeki-haikyu.com/2015/
2020.5.21 DMM配信にて
ハイキューが819円で配信されていたので。原作は白鳥沢戦で止まってたんだけど、先日一気読みして最新の43巻まで追いついたら熱ぶり返したので。
ちなみに「烏野、復活!」は劇場に観に行った。*1
「烏野、復活!」でも書いたがスタイリッシュ演出の癖が強い。初見の時は台詞の文字投影が非常に違和感あって苦手だったけど、この初演ではホイッスル音まで投影されてるし、公式イントロダクションの
実際のバレーボールの試合を見るように、烏野高校の試合を、観戦する。
まるで原作の試合会場に足を踏み入れたような、そんな新しい「ハイキュー!!」体験。
ハイテクとアナログが高次元で融合した漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンスで、「ハイキュー!!」を感染するという新たな"頂の景色"に挑む!
という謳い文句を見ると、漫画表現を敢えての3次元で行うことも、まあ納得というか。慣れだなこれは、と思えるようになった。「新しくて挑戦的」なのは良いことだと思う。(苦手なら見なきゃいいだけだしね)
オープニングのキャラ紹介シーンは相変わらずすっごく良い。舞台上に全員集合するの、漫画から出てきたーって感じで鳥肌立つ。
映像演出の部分はそれありきの動きをしていると思うので、全景で観たいなーと思ってしまう。あと結構メイン以外のところで色んな人が色んなアクションしているから、推しキャラ定点したいなと思ったり。この辺りのうま味は劇場観劇ならではなんだろう。
逆に、劇場観劇した時には舞台上に人が多すぎて試合が訳わからなかったから、そこは映像だとハイライトを切り抜いてくれて分かりやすかった。
カメラワークの話をすると、旭さんとのやっさんの軋轢シーンで、カメラ固定で焦点だけ前後させてたのすごく良かった。両方大事だもんね。
ライティングがスポット多いのか?そこの表情見たいんだが、ってとこでキャストの顔が影になってて、見づらいことは多かったな。
八百屋舞台で回転台使うのは凄いよね。平衡感覚ぐちゃぐちゃになって気持ち悪くなりそう。回転中に隙間に足挟んだら大怪我するよなぁとか考えちゃって、回る度に割とハラハラしていた。
木村飛雄ちゃんがめちゃめちゃ……めっちゃめちゃカッコいい……………。画面に映たびに一時停止押したい。公式で顔が良い影山飛雄の権化。3on3の時の「まとめて点、稼いでやる」がカッコよすぎてそこだけ何回かリピった。
個人的に、劇中演出による印象除いて、漫画のイメージドンピシャだなってのは飛雄ちゃん、旭さん、のやっさん、鵜飼さん辺りかな。あとあまりアップにならないし台詞も少ないのに、まっつんの「顔面で判断できる力」がすごい。
あと突然ラップ始まったのは笑った。伊達工ラップといい、時代先取りしてんじゃん。
5月いっぱい819円だし、もう一作品くらい見ようかしら。
★★★