芸術に拍手

全記事ネタバレ祭り。レポと感想と妄想が大渋滞起こしてる。

テニミュ4th 六角

 

ミュージカル テニスの王子様 4th 青学vs六角』

2023.

7.15-23  東京  立川ステージガーデン

7.28-8.6  大阪  COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

8.18-20  愛知  名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール

8.26-9.3  東京凱旋  日本青年館ホール

 

 

7.15  3階4列上手

7.23夜  1階6列目下手寄り

8.30  1階K列上手寄り

9.3  1階F列センター  にて

 

 

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マルイコラボの様子

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外苑前広告

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本当は凱旋8/30しか行けない予定でその時点であと1回しか観られないなんて嘘だーーー!!!だったんだけど、8/29に大楽のチケット譲ってもらえることになって、今まで生きてて良かった……てなった。

 

 

 

 

六角公演って、こんなに楽しくて面白かったっけ!?!!?!?!!?!

実質緑山六角公演なんだけど。大好きな4th関氷公演に匹敵するレベルで良かったし、なんでもっとチケットとらなかったんだと後悔したし、追加したいのに立川は劇場として行きたくないし、でも凱旋はキャパが青年館なせい(と全員立川は行きたくないせいで)全くとれないしで、もう立川はやめろ!!!!

最初から最後まで楽しい。「楽しい」しかないから精神がとても安定する。六角全員、天衣無縫に一番近い。

今回緑山の試合がきちんと描かれてリョーマvs季楽の試合がちゃんと観られたおかげで、逆に「リョーマが六角で試合しない理由」を実感した気がする。リョーマは試合で対戦相手のカウンセリングしてるってのを初代リョーマ柳浩太郎くんが言ってた*1のを踏まえると、「六角にはカウンセリングが必要ない」ってのがすごくしっくりくる。

 

 

 

 

初日の話

異常にオモロエピソード多かった。

桃ちゃんがババロア出した瞬間に落として「ババロアーーーッッ!!;;;;」て叫んでたの、あまりにもオモロだった。落とした方をタカさんにあげようとしてたのもオモロかった。

なんだか豪奢に見せかけたチープな謎のセットが降りてくるだけでクスクス笑い起きてたけど、ジローが「跡部んち」って言った瞬間に客爆笑だし、セットから私服の跡部ちゃまが出てきた瞬間なんて、客席は私服への悲鳴と手叩いて大喜びだった。初日配信で映像残ってるんだからこの瞬間どこかに収録してくれませんかね。

一番悲鳴あがったのは忍足(しのびあし)の看護師ルックだったかな……流石にあれは………現行のテニミュでは絶対に見られない忍足(医療関係者のすがた)は……人類には早すぎる………私でも声出た………。

 

 

一幕

「Drive Your Dreams」の1番2番の間奏(六角パート直前)のデレレレ デレレレレで、天井に向かって上手から下手に順番に放たれるライトが好きだった。関氷では歌詞「今から始まる 戦いの行方に」だったと思うんだけど、「今から始める」と、受動態から能動態になってる。

責任取れよの歌はYuさんだと思うんだけど、汎用性高いワードなのに曲調が三浦大知的なオシャレさがあるせいでミーム化してない印象ある(せんでもいい)。

 

今回も乾と跡部ちゃま定点気味だった。ただでさえ群舞は最低29回は見ないと把握できないのに、乾のダンス好きすぎてそのうち28回は乾見てしまう。

乾が今回もカッコよすぎるの、私が関氷で完全に乾くんに恋したからでしょうか。開幕早々、袖から袖へダッシュする乾くん見ただけで、愛しさで泣きそうになった。情緒不安定。

 

氷帝百人斬りだったと思うんだけど、サエさんがすげーーー打点で飛びまくってたのちょっとおもろかった。D1前のサエさんがウォームアップジャンプする度にズドンズドン音してたのもおもろかった。パワータイプ。

 

Best of the Bestの手塚と大石のハモリが美しすぎて部長副部長として完成されてる。青学が中心に集まった瞬間、この青学で全国制覇してほしすぎてちょっと泣いた。青11マヂ全国優勝しろし。

 

謎に笑ってしまうシーン何個かあるけど、筆頭は、関氷ではあれだけ芥川慈郎らしさを強調して歌ってたのに、六角で突然天使の歌声を披露する芥川慈郎かな。

 

良い性格してる大石の曲、ギャグなのに、乾のサングラス姿かっこよくない!?!!?!いや挙動は不審者なんですけど。オペラで見た時に透けて見える目にときめいちゃった。パワーの菊丸の顔芸ヤバくてワロタ。

今回、妙に乾と菊丸の絡み多かった。カテコでも隣同士なので、結構話しててなかよぴだった。

 

六角ジャージ、3rdまで袖がリブだったけど原作に合わせてリブ無しに。アームホールも原作に合わせて拡張されたから、初日見たときあまりの脇の見える範囲の広さにハワ……てなってしまった。

六角校歌で誰よりも圧倒的に尻を振るのが上手い佐伯虎次郎………。

結局最後まで六角校歌の歌詞が全部聞き取れなかったんですけど、アゲSummerで脳は溶けてるので全然大丈夫です。

 

跡部様が舞台一番手前に来てるときですら双眼鏡でおメイク見てたんだけど、氷帝曲のときに跡部様の瞳に紫と緑のライト映り込んでいるのが見えて、それはそれは美しいプリズムに触れてしまった気がした。

 

緑山D2、ダブルスでコート内に眼鏡が2人いるの珍しいなと思ってたんだけど、忍足柳生小春ちゃんあたりで眼鏡2人以上ダブルスしたことあったっけ。

「誰ェ!?!!!?」の台詞自体は全く変わらないのに、公演期間終盤になっても笑いがとれる首藤聡。ミスター*2、着実にファンを増やしている。

乾ソロ曲あるのありがたすぎるんだけど、ソロの間奏どころか、歌詞と歌詞の間の8拍ですら何か喋ってるの、さすがにおしゃべりマシンが過ぎて恐怖を感じる。

 

 

二幕

大楽1公演の日替わりのためだけにガラスが割れるSE用意するテニミュ、音響までアホすぎて最高。キャストとスタッフの連携が明確に見えるの良い。

 

サエさんが特に凱旋から、マ~~~~ジで自然体の佐伯虎次郎になってて、潮干狩りで袖に向かって手を振り手招きするサエさんを見て、普通にイケメン揃いの六角メンバーの中でも「無駄に男前」らしいイケメンポジションが急に腑に落ちた。

首藤の上腕二頭筋は硬そうなのに、バネさんの上腕二頭筋はふわふわそうなのを見て、なぜか筋肉の種類に興味を抱き始める2023夏。

剣太郎を指差すときのサエさんの指がまっすぐじゃなくて、ETみたいな感じなの可愛い。人を指差すことに内心抵抗がある人の仕草だ。

 

視覚に意識奪われてたから凱旋でようやくD1最後の歌詞がうっすら頭に入ってきたんだけど、対比構図好きすぎるな。風と波!?!

菊丸が分身する度にボーイズへの感謝の気持ち溢れる。アンサンブル制度がなければ、一生映像だったかもしれん。分身の暗転は毎度ワクワクする。でも「三人になったーーーー!!!!」はどうしても毎回ヒヒヒヒwwwみたいな笑い方してしまう。

ボーイズで一番どキレキレダンスしてる高橋くん、一番背低く見えるのに一番足太くて、筋肉で全身駆動してる感ハンパない。

 

りょち、元々跡部景吾としての声質が大変素晴らしいのだが、一層磨きかかってません…???それとも私が理想の跡部景吾像を、完全にりょちに一致させてしまったの……?凱旋で声色に慈愛が増してて、愛。

 

おきらくちゃん、何かと乾ノート見たがっててS3で青学ベンチにちょちょちょ…と寄ってって覗き込んでるのベリーベリーキュート。菊丸曲だったかのセンターでやってる芝居だと、見たがるおきらくちゃん→隠す乾→諦めるおきらくちゃん→引き止める乾→微妙に拒否るおきらくちゃんの流れが出来上がってた。そしておきらくちゃんが汗拭う仕草してて泣いた。熱くなれたんだね。

高瀬があの眼鏡フェイスでめちゃくちゃ悪い顔することも大楽で気づいてしまって嫌。まだ見てない緑山六角公演が1000公演ある…。

乾も笑顔レベルがあって、一定レベル越えてるの見た瞬間、マジでドーパミン馬鹿出る感じするんだよな。S3の「あれが海堂!」的なセリフのとことかヤバい。

剣太郎曲のぶりっ子佐伯、ぶりっ子じゃなくて、インスタにいるマジモンの可愛いが売りの女子なんだよな。

しかしS3、本当に最っっっっ高だった。がむしゃらエンジョイリプライズで、「夏の気配はすぐそこ」のメロディーで海堂が1人で歌うとこ、全く音程とる気がないというかとれるほどの余裕がないというか、とにかくぐちゃぐちゃなメロディーで歌の形を成してないのにめちゃくちゃ熱くて海堂の感情爆乗りでテンションブワーーーーー上がって、肌もビリビリして、ギャーーーーーー!!!てなった。桃ちゃんの応援団長も爆アゲで最高!!いつもの公演でも良かったけどやっぱり大楽が一番凄かった。大楽収録せえ。

S3で、歌ってる学校にスポットライトが当たるのではなく、讃える対象の相手校にスポットライトが当たってる曲が素晴らしすぎて泣いちゃうんだけど、どうして立海立海は………鬱……………。

海堂負傷の瞬間に真っ先に救急箱取りに行くのが桃城で、試合終わった後に救急箱取りに行くのが乾なのが最高最高最高大正解!!!!

あとずーーーーっとデータとってた乾が、海堂負傷後は一度もデータとろうとしないの、倫理観がデキすぎてて好きが止まらん。歌があるから…とか知らん、あの乾は歌の最中も喋り続ける男なので。

 

概念幸村がボーイズじゃなくて突然草地くんなの、赤也にデカボーイをあてたがゆえの身長選抜かな………と思うけど逆に赤也に小さめボーイズをあてなかったのが何でかちゃんと考えられなかったな。まず第一に身体空いてるか否かで、その次に似合うかと上手いか?

赤也はボーイズの誰がやってるかシューズで分かるな、と思ったけど、ちゃんと赤世用に履き替えてて感心した。

 

 

カテコ

アンコールかどこかで乾が垂直飛びしてたの可愛かった。マジでどこだったか思い出せないけど。

応援合戦で、青学はコール、六角はハンドサインで落ち着いたけど、氷帝・緑山ってどういうアクションすればいい!?!関氷で氷帝の何かあったのかな……緑山も秒だからむずくて……。ありがと三角じゃない、六角ハンドサイン編み出した方天才だわな。

 

 

その他

六角D1とS3の盛り上げ方上手すぎて、毎回拳を振り上げて立ち上がりたい衝動を抑えていたの褒めてぐんね。

試合終盤で各校の校歌をぶつけ合うのと、ラストのラストで公演自体のテーマソングを使うのは、普遍的な勝ち確演出なので毎回やっていただいて構わないんですよ。

 

季楽ちゃん、1幕ではずっと半目に近い細い目をしててハイライトないし無気力な目をしてるのに、2幕ではしっかり目を開いてキラキラした力ある目をしててすごかった、目の演技が多い、すごい。これに気付いたのが大楽で、つらい。曲中、結構な頻度で目を瞑る仕草をすることにも大楽で気付いたんだけど、これは割と後半からの演技っぽい?

「ちょっと待ってよこの野郎!」のワード天才だよな……お育ちの良さとクールぶりたいお年頃のミックスはこうなるんやという素晴らしい一例。視覚情報だけじゃなくて、セリフとして耳から聞くとなお可愛すぎる。ショットの「ハイっ!」の掛け声といい、おきらくちゃんは耳から聞け……。

 

大楽で、乾ノートに書いているページが最後の3ページくらいになってて、積み重ねてきた公演も最後なんだな……とページ数で実感してじんわりきた。

乾ノートって、輝馬さんは毎日日記書いてたくらいだからキャストがとりとめもないこと書いてるだけだと思ってたけど、8/30公演のときなんかの表が印刷して貼ってあったの見えたんだよなぁ。剣太郎の試合成績じゃないところ、多分D1だったと思うんだけど。そういえば8/30の公演には、青9のかとしょとマキちゃんが一緒に観劇来てて湧いた。

 

不二のサイン、今までずっと意味わからんサインばかり書かれてたのに、大楽でついにちゃんと「不二」のサインもらえてて、なんかめちゃくちゃ感動した。このサイン芸の結末が「感動」に至るとか想像もできなかったよ……。円盤収録が前楽なので、この日替わりが意味不明なままになってしまう。

てかマジで大楽の試合の熱量異常だったから、大楽収録に戻してテニミュ。常に同じものをやろうとしても、どうしたって「最後」は一番熱入るだろうが……人間だもの……。

 

強いライトが客席にも届く瞬間、夢の世界が現実に接続した感覚と、キャストが浴びている光を共有してもらえた感覚がして嬉しい。

 

 

大楽挨拶とか

しおた乾は乾用のお辞儀をしているのでキャラクターとキャストの切り替えが分かりやすいから、最初の整列ではキャストだったけど応援合戦のために一度はける直前のお辞儀からはキャラクターになるんだな、というのがはっきり分かって良かった。

元社会人鈴木くんの挨拶めちゃくちゃ社会人の朝礼の一言感あって好きなんだよな。天気の話は鉄板だよな。

りょちの挨拶で突然ただのテニモン、よく劇場の外で見るテニモンになったの面白かったな。りょやちゃんの感性、信頼できすぎる。

トリプルカテコのまぴソロ挨拶で、みんなでお祈りしたの楽しかった。

 

HARUKIくんの終演後動画が良すぎて泣いちゃった。舞台上では微笑みまでだし本人も(少なくともテニミュ期間中は)あまり全開笑顔の自撮りは上げないから、愛されてて笑顔の様子見ると感極まる………。無限に欲が出るからテニミュ5thではテニミュボーイズが6人になって津多茜と昆川純平も加えた緑山フルメンバーで………いやHARUKIくんのおきらくちゃんがフルメンバーに囲まれてるのが見たいよ。

https://x.com/haruki_fls/status/1698278471662030932?s=46&t=g8gyPimGMNzdfznMQqQDFw

この動画、最後の方で後ろの扉から2人こっそり覗いてるのも可愛い。ありひろくんと塩田くんかな?

 

 

感想まとめ

ミュの現場、変だと思うことすべて「人も時間も足りてない」で説明できてしまう気がする。誰も指摘できないんじゃなくて、指摘できるほど、原作読み込める時間もあって詳しい人がいない。

「がむしゃらエンジョイ」って、個人的に「テニス最高セイヤー」や「頑張れ負けるな必ず勝て」に匹敵する、日常で使える良ワードなので、そんなワードが4thにも現れたのが嬉しかったな。

~3rdまでの曲のフレーズを入れてくる戦法でいくと、次の4th関立で私の大好きな「ここからが…俺達」が採用される可能性があるということでその折にはいよいよ泣きます。

あと4thって~3rd曲だけじゃなくて前作の歌も歌い継ぐ方式なんだなと思ったんだけど(Force of gravity、Drive your Dreams)、関立ではBest of the Bestになるのかな?

 

この感覚、テニミュ観てる時だけな気がするんだけど、観てる最中にふと「ラリー忘れたらどうしよう」とか「セリフタイミングとちったらどうしよう」とかキャラクターではなくキャストにシンクロする瞬間が稀にある。ミュキャスに憧れすぎ。

 

緑山六角公演終わって鬼ロスるしんど!!とか思ってるけど、またりょちにもまぴにもけんてぃーにも会えて柳蓮二の誕生を祝えるのが33日後とか、私が六角東京楽から凱旋を見るまでの38日間より短くてウケる。

「苦しいけれど楽しい 楽しいけれど苦しい 忘れちゃ行けない 生きてるってそういうこと」が完全に今!!!!!!!!!ってなってる。金がなくて苦しいけれどテニミュ楽しい、テニミュ楽しいけれど金がなくて苦しい。

 

 

 

 

客降りの思い出

アンコール客降りで一番近くに長く滞在した子、7/15乾、7/23夜季楽、8/30ダビデと後ろに季楽、9/3桃城。

7/15:乾来ないかな~(関氷中止公演で3バル下手にドンピで来てくれたのが忘れられない)と思ってたら3階上手ドンピシャで、2度目の奇跡に死ぬかと思ったし、はけるとき上手の扉の外に出て通路曲がる直前に客席向いてお辞儀して帰っていったの好きすぎる。マジで恋。3階Rが剣太郎だったんだけど、Rブロック自体には人少ないからCブロにも全力でファンサしてくれて可愛かった。

7/23:季楽ちゃんのプレサマートーナメントの控えめ振付が可愛すぎたし、近くで見ると骨格から大勝利してて生物としての格が違った。

8/30通路席だったのだが、後ろから来る乾くんにびゅんびゅん手振ってたら目合わせて会釈してくれて、好きな記念日が8/30(乾貞治の視界に入った日)になった。前通路もよく見える神席だったが跡部様も巡遊なさっておられてビビった。タカさんが関氷の河村パペット持っててパペットに拍手させててめちゃくちゃ可愛かった。バネさんに六角ハンドサイン(両手の人差し指と小指で作るやつ)やったら、真似してくれようとしたんだけど全然できてなくて「分かんねえ!」みたいな顔してくれたの可愛すぎたね。絶対中の人はできるのにね。新アンコ前に静止してるダビデの腕(もはや顔が真上で腕しか見えない)までつるつるで綺麗すぎて「なんで???」の感情になった。そういえば桃ちゃんが方向転換した時に翻ったジャージが手に当たってしまい、テニスの王子様の実存の尊さに改めて神に感謝した(私は常に防御姿勢というか限界ファイティングポーズなので絶対に手出したりしてないし何ならちょっと仰け反ってるよ)。今ハイタッチなんてしたら、血管破裂するかも分からん。

9/3:六角公演終わるの鬱だ……せめてほじゅ城武のビッグスマイルを食らって、思わず笑っちゃう最後を迎えたい……後生ですから……と思ってたら、マジで桃ちゃんが一番近いとこに静止してくれて狂った。大好きほじゅスマイル。8/30では六角サインできてなかったバネさんが、9/3では一発でできるようになってて、こんなところで成長性見せてくれるの!?!!?!!賢すぎでは!?!!?あとなんか中通路上手あたりで、人が轢かれたときに発されるような特大悲鳴が上がってたんだけど、多分跡部ちゃまがなんかしてたんだと思います。その跡部ちゃまは前通路センターで手塚に前を向かせ、跡部様ご自身の手を手塚の唇に寄せ、手塚に強制投げキッスさせてました。

 

 

不二のサイン

有識者の方がまとめてくださっています。https://x.com/raimon_city/status/1698251838217445747?s=46&t=g8gyPimGMNzdfznMQqQDFw

7.15 富士山

7.23夜 裕太の似顔絵

8.30  「トンボ帰り」(大石のドリームダブルス日替わりネタ)

9.3  不二

 

コーレス

7.15 季楽、バネさん、菊丸

7.23夜 季楽、ダビデ、手塚

8.30  向日、ダビデ、桃城

9.3  季楽、ダビデリョーマ

 

 

 

 

 

★★★★

*1:https://x.com/yanagiktr/status/1441237264965636109?s=46&t=g8gyPimGMNzdfznMQqQDFw

*2:中嶋健→Mr.Ken由来だったと思うけどなんでその呼び方になったのかは知らん

【映像】劇団ハイキュー!! 旗揚げ公演

 

『劇団ハイキュー!! 旗揚げ公演』

2023.8.19-27  品川プリンスホテル ステラボール

幼い頃に見た〝小さな巨人〟に魅せられ、バレーボールを始めた少年・日向翔陽。
やっとの思いで出場した中学最初で最後の公式戦で「コート上の王様」の異名をとる
天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。
リベンジを誓い烏野高校排球部の門を叩いた日向だが、何とそこには憎きライバル、影山の姿が…!?

バレーボール 排球
コート中央のネットを挟んで 2チームでボールを打ち合う
ボールを落としてはいけない 持ってもいけない
3度のボレーで攻撃へと〝繋ぐ〟球技である

仲間と繋いだ先に見える景色は!?

https://www.gekidan-haikyu.com

 

 

9.2  大楽アーカイブ配信 にて

 

 

 

 

ヘタミュでド沼った磯野亨くん舞台出演2作目ということで、ずっと行きたいとは思ってた。音楽も和田さんだし。でも、仕事も厳しい時期だったけど行こうと思えば行けたのに「ステラだからセンターブロックじゃないと嫌だな……」と選り好みして、結局行かなくて。

配信も買う買う詐欺して結局見ないこと多くて、今回もそのパターンになっちまう……テニミュも忙しいし……と思ってたら、テニミュ大楽のチケを郵送で譲ってくれた友達が大地さんのアクスタをサプライズで同封してくれて、一気に見る気になってギリギリで見た。

 

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本当に本当に本当に

行かなかったことを

後悔した。

 

 

 

 

悔しい悔しい悔しい悔しい………

え、座席が横に広いステラボールの最大のデメリット「サイドブロックの見え方が最悪」が皆無になってない???ステラの横の壁どこいっちゃったの?座席の位置どうなってんの?ステラステージ横の壁に常設の扉あるよね?横の壁どこいっちゃったの???

そもそも座席と実質地続きの舞台セットが良すぎる。配信画面映って3秒で感動した。

 

須賀健太、普通に演出ウマ。優れた役者と優れた演出は必ずしもイコールになりませんからね。

劇キューは歌、歌うか……?歌、歌、歌………歌………歌わ、な~~~~い!!ってなったの見事だった。ストレートで勝負する潔さ、大事。

ハイステもいくつか観たことあるんだけど、映像演出が斬新なもの多くてあれはあれでおもろい演出見たさ的には満足だったのだが(原作漫画の演出もトリッキーで派手だしね)、「ハイキュー」と言われると、今回の劇キューのが「らしい」なと思った。ハイステとうってかわって映像演出0で、アナログを極めるみたいな感じ。

 

 

開始5分間の演出おもしれーーーな…………。真っ白なジャージの誰でもないキャストが、まるで稽古場に次々集まって来るような演劇界の日常をシューズの音とボールを打ち付ける音とマイクに乗らない小さな会話だけで、5分。

キャストは本当に若手揃い(先生除く)で、ぶっちゃけ舞台オタクなら誰もが知ってる超メジャー俳優はいないと思うんだけど、だからこそできる演出なのかな…とも思った。また旗揚げ公演の最初の5分としてはえらくチャレンジングで、私はめっちゃ良いなと思った。

 

ホワイトボードに原作絵出てきたけど、原作絵が舞台上にあるのってなんか安心するんだよな。ちゃんと繋がりある感じがして。

 

日向の加藤憲史郎くん、私エリザベート2016でも2019でも子ルドルフを憲史郎くんで観てるんすよ。だから「大きくなって……」と思ってたらまだ16歳で、ハハッ、怖。青葉城西練習試合が何月か知らんけど、次1年以内にやるならいよいよ日向翔陽リアル年齢っすか?怖。

田中の声が橘桔平として刷り込まれてるから最初どうしちゃったんだよ橘さん!!ってなったが、だんだん慣れてきたというか、熊沢氏の顔芸の自然さに上書きされたというか。うん、田中だ。次テニミュ見たとき、私の頭はどうなるんだよ。

原嶋も久しぶりに見られて嬉しい。若手俳優の中ではベテランらしく、演技も上手い。武田先生似合うわ。

 

休憩の入り方も上手い。バスシーンという流れとしては"静"の位置だけど、盛り下がるタイミングじゃなくてちゃんと期待感を煽ってるし、バス移動というリアルな時間経過とリンクさせられるし。

 

 

2幕。青葉城西に矢巾いる。

ツッキー打点バカ高い。

てか烏野2年の運動能力鬼だけどオーディション、何先行?

 

及川さん顔良~。てか喋り方、嫌すぎる(良い意味で) 。中の人の藤林さんがカテコと特典映像で素で及川ムーブしてて怖かった。あんなんマジでいてたまるか。

客席通路使ってジャンプサーブするの、客席で風圧感じたすぎた。

 

上演時間1時間30分にしてようやくノヤさん出てきたし、1時間40分にしてやっと旭さん出てきた。なんなら私は出ること若干忘れてた節がある。全上演時間は2時間40分(休憩20分含む)だから、あと40分は見られるよ!

 

中西智也くん、ポスト橋本祥平っぽいなと思ったんだけど、そういえば橋本祥平もノヤさんやってたわ。すごいな、血が繋がってる。

縁下、カラス飼っててウケる。嶋田マートも出てきて良かった。

 

 

 

とおるちゃん(not及川)(澤村大地役の方)、またスタオベの舞台に出たんか……舞台出演2作目なのに………。*1

てか演技経験2回目なのに、普通に演技うま。初舞台初演技のヘタミュではクール系で台詞も多くなかったから演技のウマヘタは断言できなかったけど、滑舌も良いし、爽やかさと優しさと怖さの配分良すぎるし、警察官待ったナシの大地さんだしで、ほんとに2回目か?役者人生3周目のうちの2回目とかではなく?

 

カテコで知ったけど、若林星弥くん(飛雄ちゃん)初舞台!?!!?!?その声質、武器になる。大楽挨拶でじわじわ泣いちゃうの愛しすぎる。

一方、河野凌太くん(旭さん)が速攻爆泣きしてるの解釈合いすぎてめちゃくちゃ笑った(笑うな)。徳田皓己くん(金田一)も爆泣きしてたけど大楽配信特典のコメントでも爆泣きしてて、ただただ徳田くんの良い子っぷりに笑顔になっちまった。

 

最後に日向にわちゃちゃーてなるとこで月島(灰塚宗史くん)だけ行かないの助かるな……。というかそうしくんめちゃくちゃツッキー似合う。桑原勝くんの「警備」してるヤバい男とは思えない。

 

 

 

もう本当に生で観に行かなかったの後悔しかない。

やっぱり一度も観てない舞台のスイッチング映像を見ると、画面切り替わった瞬間に「まだそこ見てたいんですけど!?!!?!?」とか「いや今は大地さんが見たい!!!!!!」とか死ぬほど思ってストレスになるから一度は観に行って映ってない瞬間は脳内補完できるようにしないと………。

澤村大地にまでリアコしてたら精神が持たないから、行かなくて良かったと思い込みたい。

劇キュー次は絶対現地行く。クロも好きなので。

 

 

 

 

 

★★★(★)

*1:初舞台のヘタミュが全公演スタオベだったので、また全公演スタオベの舞台だったら磯野亨の役者人生豪運すぎるなと思ったけど、スタオベは初日と楽だけだったっぽい。劇キューも全公演スタオベでも良かったくらいには良かったと思うけど。

ヴィンチェンツォ

 

『ミュージカル ヴィンチェンツォ』

2023.

8.11-13  兵庫 AiiA 2.5 Theater Kobe

8.18-21  東京 日本青年館ホール

8.25-27  大阪 サンケイホールブリーゼ

https://vincenzo-musical.jp/#top

 

 

8.20昼  1階H列下手寄り  にて

 

 

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演出家目当てで、原作ゼロしら。

韓国ドラマ原作作品が、日本で初ミュージカル化。韓国も良いミュージカル作るのに、やらせてくれるんだなぁ。

一番の不安は「人の名前が覚えられるか」です。

 

客層は男女比半々かつ老若男女だったな。お隣の50代くらいのお姉様は原作ファンであまり舞台は観られない方のようだった。

入場特典は富田さん。

 

 

 

 

 

やっぱり人の名前覚えられなかったwwwwwwww

服も髪も奇抜ではないのでそこで判断することもできず、何人か雰囲気で察しながら理解に努めるという。感想文は全部名前調べながら書いてる。

 

でも面白かったね。公演時間、当日3時間30分(休憩あり)と知ってひっくり返りそうになったけど、ずっと面白かった。ギャグパートも良かった。日本青年館の椅子のおかげで、尻の安寧は保たれた。

どうやら原作最初から最後まで全部やったっぽくて、1話約80分を20話分、本来26時間40分くらいの話が、歌もダンスも入れて3時間15分程度になるってどんな時空の歪み方?20話あるから舞台でのサビも20回くらいある。

てか三浦さん、脚本作詞のヴィンチェンツォと同時期に、わたしの幸せな結婚(脚本演出)もやってるしテニミュ六角(脚本演出作詞)やってるし激務が過ぎる。2.5の脚演できる人間、世界に三浦さんしかおらんのか。

 

吉谷さんのスタイリッシュ演出も良かった。

セットがカッコイイ。舞台上の柱にたくさんのライトが仕込んであって、自転してライト出したり仕舞ったりして場面転換するの、カッコイイ。

パーティーシーンの国旗ガーランドと巨大イタリア国旗でヘタミュのオタクの私は存在しない記憶が発生したし、また日本青年館で「It's a Fantastic show!」のセリフを聞くことになるとは思わなかったな(ヘタミュはIt's a Fantastic "World" showだけど)。

あと青年館ってリアル炎特効やれるんだって思った。私が舞台で見た中で一番大規模な炎だった。けど最近Water Vapor Fireplaceっていう炎そっくりな水蒸気発生装置もあるみたいだから、それかもしれない。

 

takさんの曲も良い。takさんの曲好きなのにググっても情報全然出てこないから、私の中でtakさんが吉谷湖にだけ現れるUMAみたいな存在になってる。

 

ヴィンチェンツォのわだまーさんはダイステぶりかと思いきやそういえばKING OF DANCE出てたなって。回し蹴りが良すぎ。

最後までどうしてもチャヨンのノリが好きになれなかったので最後ヴィンチェンツォが実質プロポーズするとこは「なんでや!!!!」ってなってしまったし、島に住むと聞いて「し、島!?!!?!?」てなった。このシーンの周りの感想聞きたい。

でも一番好きなのは、ライト一身に浴びて光がぶわーーーってなるチャヨンのソロ(語彙力)(なんのシーンだったか失念)

 

堪大くんのサイコパス最高すぎて、100回は見たことある!!と思ってたけどそんなことはなかった。強いて言えば生執事の葬儀屋。

原作知らないので当然、最初はチャン・ジュヌはワンちゃんだと思ってたから、2幕からのヴィランムーブにめっちゃ興奮した。やっぱ絶対見たことあんだよなサイコ堪大。

 

チャン・ハンソとアン・ギソクが好きキャラだった。ヴィンチェンツォファンクラブかわいいね。

てか竹内將人さんのチャン・ハンソの歌がバカうますぎて、まったく無能な坊ちゃんではないんよ。マリウス顔してるなと思ったら本当にマリウス歴あったし、東京藝大卒で最終学歴が英国王立音楽院ってガチのマジモンだった。誰も勝てん。

 

クムガプラザの皆々様におかれましては、ダンスの上手い坊主がいるな……ってのと私が好きな属性「天才ハッカー」が出てきて良かった。

 

アンサンブルは全員知ってるいつメンみたいな感じで楽しかった。やっぱり仲田さんが好き。

 

日替わりネタっぽいとこで、いとゆーさんが「もし宮崎駿がコンビニ店員だったら」って振りしたくせにやらなくて、わだまーも「見たかった」って言ってたけど、見たかったよな。

 

 

 

 

 

 

 

★★★

 

 

1789 宝塚星組

 

『1789 -バスティーユの恋人たち-』宝塚 星組

2023.

6.2-7.2  宝塚大劇場

7.22-8.27  東京宝塚劇場

 

https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2023/1789/index.html

 

8.19昼 立ち見下手 にて

 

 

初めて生で宝塚を観た。

ホームがミュージカルテニスの王子様のオタクだから10回くらいはテニミュの話するよ。

東宝1789は2016年も2018年も観てて、演目としてめちゃくちゃ好き。

 

 

本当は、ヅカオタの友達と6/9昼公演に兵庫遠征して観る予定だった。次の日、宝塚ステージスタジオも予約してた。

そしたら中止になった。

1人でチケットとるのは無理そう(正攻法以外、譲渡文化が分からないので)と思って東京公演も諦めてたんだけど、上記ヅカオタの友が譲ってくれて。

そしたらまた中止になった。(8/15昼 2幕より)

いやこれ一生観られないんとちゃうか~~と思ってたら、観に行く公演からちょうど再開になった。

こうして宝塚初見が、主演代役公演一発目という稀有な体験をすることになったのであった​─────。

 

 

まず劇場観光したよね。観劇12年目なのにめちゃくちゃ初心者ムーブかましてしまった。立ち見に階が書いてなかったから、1階にも立ち見席があるパターンなのか分からなくてうろうろした。

これは多分初心者しか撮らない階段。

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客層は、女性のが断然多くて年齢層も鬼広いのは予想通り。男性はテニミュに来てる若年層男性の人数を1.5倍にして、さらにそこに50歳overのおじ様を2倍足した感じで、どちらかというとおじ様の多さに驚いた。

 

宝塚ルールが通常の劇場と真逆なことが何個かあって戸惑う。

劇場内飲食OK、開演前後と幕間での劇場内での撮影OK。出待ちOk……は文化としてよく分からんから触れんとこ。

撮影した写真をSNSに載せるのダメって聞いてたんだけど、FAQ見たらどうやら自撮りならOKらしくて、ええ……………。

https://faq.kageki.hankyu.co.jp/faq/show/150?category_id=18&return_path=%2Fcategory%2Fsearch%2F18%3Fkeyword%3D%25E6%2592%25AE%25E5%25BD%25B1%26page%3D1%26site_domain%3Ddefault%26site_id%3D1%26sort%3Dsort_keyword%26sort_order%3Ddesc&site_domain=default

https://faq.kageki.hankyu.co.jp/faq/show/149?category_id=18&return_path=%2Fcategory%2Fsearch%2F18%3Fkeyword%3D%25E6%2592%25AE%25E5%25BD%25B1%26page%3D1%26site_domain%3Ddefault%26site_id%3D1%26sort%3Dsort_keyword%26sort_order%3Ddesc&site_domain=default

※2023年8月時点なので将来的にURL先の表記が変わっている可能性あります

有識者から聞くところによると、今年から突然出きたルールらしくてヅカオタも戸惑ってるとかなんとか……。

 

1人で自撮りするの嫌人種なので、これならええやろ!

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1789開演の11時からテニミュ六角凱旋公演の当日引換券先着発売だったので、1分でも遅れてくれればワンチャン……と思ってギリギリまで張ってたしだいぶ正確に時計見てたんだけど、2秒で始まって全然無理だった。宝塚が優秀すぎる。

立ち見なのに映像演出もほぼ見切れなし。この世の全劇場を東京宝塚劇場にしろ。

 

 

 

 

 

でようやく観られた宝塚なんですけど

 

 

 

 

 

こんなん観続けてたら男いらんくなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!(今も必要としていないが)

「良い男」の概念が、男装男役で完成されてしまっている………えげつねえ幻想世界……ここがファイナルファンタジー……?

 

 

開幕直後、紗幕の向こうに見えた世界がミレーの絵画かと思ったら、動いてびっくりした。

てか宝塚、

人、多っ

パンフ見たら84名でお送りしますみたいなこと書いてあった。

84名!?!?!?!?!!?!?

テニミュが3都市で同時にやれてしまう~~~~~~~マンパワーすっげ~~~~~~~~~~~。最後のショーで人が無限に出てくるから今までどちらにいらして……?ってなった。今まで観た舞台の中で一番板の上に乗ってる人数が多い気がするんだけど、ヅカオタの皆様は常にこのマンパワーを食らってらっしゃる……?しかも"星組"という一組単位で84人………タカラジェンヌって、400人以上いるんか……。

 

演出が、予想以上に東宝と同じで楽しかった。既視感に継ぐ既視感。でもラストシーンとか、人数いないとできない演出もあって良かった。

 

私が一番好きなの「革命の兄弟」なんだけど、東宝書き下ろしで、昔はなかったのとか信じられる。私の大サビなんですが。でもM2くらいでもう革命兄弟始まって、こんなに私のサビ早かったんかって思った。

知らん曲もあった気がする。三部会の曲と会議場前の曲って東宝もあったっけ。私が持ってるCDが東宝の平等verなので入ってないだけかも*1。「世界を我が手に」は確実になかったのがちょい残念。

 

2幕開いた直後、一瞬だけ私が世界一観たい「ミュージカルテニスの王子様 宝塚公演」が現実になってて公演中一番興奮したかも分からん。あれ東宝版にもあったっけ?

「誰のために踊らされているのか?」とか「私は神だ」とか、男声音域だと高めだけど女声音域のせいか実力か、全然危うさがない。ゆんの「ゆぅ↑がんだ時代に閉じ込められ」が懐かしくなった。

 

改めて見て、「自由と平等」って立場的強者が弱者に対して「俺達を分かってほしい」とかへりくだって理解を求める、この時代背景の舞台としては珍しい構図だなとふと思った。

ロベスピエールという属性が好きなんですよね。東宝版ではサイラモナムールで突然のカノバレだったけど、こっちは匂わせあったのてノーダメです。

デムーランはおおむね今までのイメージに近かったんだけど、ダントンが金髪でカノジョに膝枕してもらう可愛い甘えんボーイで驚いた。親ダントンがゴリゴリの上原理生なものでして……。

オランプもめちゃくちゃ可愛かったな~~お顔が小指の爪くらいしかないよ~。

 

「悲しみの報い」の全体的な演出がとてつもなく美しくて、これが観られただけでも立ち見で見られて良かったなと思った。なんなら1幕はS席のチケット買って、2幕は立ち見のチケット買いたいくらい。

回転盆のセンターで、真っ白な衣装で踊るロナンが忘れられない。

ロナンが死んだ直後、奈落に下がるんだよな……と待ち構えてたら1回上昇してンフフってなっちゃった。

 

デッケェ羽根は流石に沸いた。本来の主演の礼真琴さんが休演で、暁千星さんによる代役公演だったから見られない可能性あったっぽいな。こちらとしてはやってくれて感謝しかないが……初見なので……。

てか代役のシフトが全員メインどころなんだけど、中止から3日間で、あのミザンス量と台詞とダンス叩き込んだのバケモンか?歌はそこまで……ダンスは上手い……と聞いてたんだけど、歌も全然めっちゃ上手いやんけ。礼真琴さんはこれより上手いってこと?上手いの上限値どこだよ。下手な人もおらんくない???

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カテコ?レビュー?は「ここは手拍子……しない!?」「あっそこは手拍子するんや」って思った。自分の中で謎の手拍子感覚が醸成されていることに気づいた。

ずっと拍手してるから、これ普通にダブルカテコもあるんだろうなと思ってたら、なかった。どうやら再開公演だったかららしい。キャストのポジションや歴史や宝塚の伝統全てを踏まえて、あれが見られたヅカオタの皆様、いいなーってなった。

そういえば宝塚って、メインの芝居ともう1個別の話っていう昔の映画の同時上映みたいな2部構成だった気がするんだけど、そうじゃないものもあるんだね。(BADDYを見せてもらった)

 

キャスト的には暁千星さん、舞空瞳さん、極美慎さんが気になった。特にロベスピなこともあり極美慎さんの顔も好き~ってなったんだけど、この人が、前に友達から聞いた「極真空手やってたから芸名を極真にしようとしたら怒られた」人だと知り謎の感動を覚えた。

終演後にパンフレット(フルカラー折り込みありで1000円………)買ったんだけど、詩ちづるさんは推されてんだなと思った。

 

 

 

いやー宝塚、中学生までに観てなくて良かった~~!!!目指しちまうところだった!!!

そしてやっぱ1789めちゃくちゃ好きだ~~~~~東宝もそろそろ再演しません?

 

 

 

 

 

★★★★

*1:少なくとも三部会の曲は自由verにあったわ

極楽牢屋敷

 

『朗讀劇  極楽牢屋敷』

2023.8.11-20  サンシャイン劇場

 

時は元禄ー。
伊右衛門は江戸の町で賊に襲われていた四谷左門という男を助け、その縁で娘のお岩と出会う。
お岩の美貌と甲斐甲斐しさに、伊右衛門は瞬く間に恋に堕ちた。
だが、お岩は貧しい家を救うため、妹のお袖と共に、遊女として売られる宿命にあった。

伊右衛門は二人を買い戻そうとするが、全財産をはたいてもそれは一人分にしかならなかった。
お袖を助けてほしいと懇願するお岩の目の前で、究極の選択を突きつけられた伊右衛門
その答えが伊右衛門とお岩の運命の歯車を激しく動かし始めるのだった。

時は変わって現代ー。
ベストセラー作家の音坂コウは警察に拘束され、取調べを受けていた。
その日の朝、コウの恋人である深見まどかの死体が発見されたのだ。
殺人を疑う荒木刑事に対し、徹底して容疑を否認するコウ。
不適な笑みを浮かべた荒木刑事は、コウの部屋から発見された原稿を取り出し、突きつける。

「かの有名な四谷怪談のお岩さんがヒロインのホラーだとは…。おもしろい!」

そして、作者であるコウを前に、未完の新作『極楽牢屋敷』を読み始めるのだった。

https://toei-stage.jp/gokurakuroyashiki/

 

 

8.15昼  14列下手

8.15夜  3列センター(最前列)  にて

 

 

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歴代の戦隊メンバーで日替わりで上演するという謎企画。キラメイジャーからしかまともにニチアサの動向知らないのだけど、こういうの定期的にやるんでしょうか。

ということでキラメイ回に。千秋楽が木原瑠生くんの代わりに庄司浩平くんが入るキラメイ回なので本当は千秋楽も行きたかったけど、昼が別舞台だったので断念。

 

 

 

思ってた10倍、面白かった。

良すぎて、マチネ終わりにパンフ買って、ソワレ終わりに台本買った。

聴覚からの情報処理が苦手すぎて基本的に朗読劇って苦手なんだけど、演劇らしい演出もちゃんとしてるしBGM・SEも豊富。情景がしっかりイメージできる舞台だった。

ちゃんとホラーだったし。私ホラー苦手だけど演劇のホラーはいける。

てか回でキャストの役変わるのは聞いてないんよ。マチネでそれ知って、じゃあソワレで推しの立ち位置変わるんか!?と思ったらメンズは変更なしだったよ笑。マチネは下手から亜飛夢くん・由芽ちゃん・璃央くん・美桜ちゃん・瑠生くん。確か。ソワレはレディースの上下が変更。

 

全員白い衣装で、特に由芽ちゃんのハリのある生地でスカート部分がふわっとしてるワンピースが可愛かったな。亜飛夢くんは膝の辺りにファスナーついてるパンツで、劇中では閉めてたけどアフトではわざわざ開けてた。

 

小宮璃央くんをキラメイ以降、なんかのバラエティ*1の頭悪い枠でばっか見てたし、リアルタイム演技は見たことなかったから、大丈夫なんかな…とクソ舐めたこと思ってて

ほんまにすまんかった。

全然上手かった。なんなら他の子のが3倍鬼噛みしてた。全然かっこよかった。

 

美桜ちゃんと由芽ちゃんで姉妹逆転してやってたんだけど、やっぱ美桜ちゃん姉と由芽ちゃん妹がしっくりくるな~。でも由芽ちゃんの太夫も上手かった。

 

ソワレは亜飛夢くんが陰陽師パートでブツブツ呪文言ってたら瑠生くんがドツボにハマり読めなくなる事故起きてて笑った。でも上演中に客は口出しすな…………笑いこらえる数秒の空白の時間に、ライブみたいな掛け声する人いてびっくりしちゃった……。

亜飛夢くんが幼児の役やった瞬間に「ママ僕…」てなってしまい、永遠についてまわるママ僕ってやっぱヤバい舞台だったんだよな……。

 

思ったより「かりそめ」と「みせかけ」の結末の違いや芝居量は少なめ。もっとハッピーエンドとバッドエンドくらいの差がつくと思ってた。まあいいけど。

 

 

だいぶ良かったから8/20のソワレだけでもねじ込めないかと思ったくらいだが、無理はしない。でも本当に良かったよ。

 

 

 

★★★

*1:「呼び出し先生タナカ」って番組だった

音楽劇 精霊の守り人

 

『音楽劇 精霊の守り人

2023.

7.29-8.6  東京 日生劇場

8.13  大阪 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール

9.3  新潟 新潟県民会館 大ホール

9.9  千葉 千葉県東総文化会館 大ホール

10.1  山口 シンフォニア岩国 コンサートホール

 

ここは人の世と精霊の世が交錯する世界―。
短槍使いの用心棒・バルサは、思わぬことから、恵の雨をもたらす精霊の卵を宿した皇子チャグムを守ることになった。卵がかえらないと、この国は大干ばつになってしまう…。大呪術師のトロガイと、その弟子でバルサの幼なじみ・タンダの助けをかりながら、身の危険きけんをかえりみず、卵を狙ねらう魔物や帝の刺客からチャグムを守り、戦うバルサ
チャグムは無事に卵をかえし、自分の国を干ばつから救えるのか―。

https://moribito.nissaytheatre.or.jp

 

 

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7/30昼
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8.6昼

 

 

 

7.30昼  K列上手

8.6昼  2階G列センター  にて

 

 

 

最初、内容に全く関係ない主催への愚痴です。本当にキャストさんもそのファンの方も全く悪くないです。

その後の感想も、気持ちいい感想ばかりじゃないから読まない方がいいかもしれない。

 

 

 

 

 

私この小説、大好きなんよ。小学生の頃からずっと大好きで、小さい本棚に選抜小説として全巻揃えてるくらいには大好きなんよ。

そんな小説が舞台化して、しかも大好きな日生劇場で、しかもしかも推しが出るってんだから1mくらい飛んで喜んだ。ちなみに推しは実写ドラマ版にもモブとして出てます。

子供も楽しめる用の日生劇場ファミリーフェスティヴァル公演と、ロングバージョンの特別公演があると。まあ特別公演のが断然見たいけど、公演数が半々なのはそんなもんよな。チケ代も日生劇場安いし、全通の勢いでたくさん行こうと思ったよね。

 

でもさ、あんま行けなかったよね。

明日海さんFC先行があるのは知ってたけど諸事情で逃しちゃった。ぴあ貸切もイープラ貸切も全滅。

その時点で自分本気度薄くない?ってのはまあ、そう。あとキャスト人気が分からなくて初手で数打たなかったのは完全に敗因。チケットは努力運実力ツキですからね。

ただ私が一番キレ散らかしたのは、オフィシャルが告知してる、実質の最速先行であるplus a先行。

ぶっちゃけそもそも、特別公演5公演中3公演が"貸切"扱いって時点で萎えてたんだけど、plus a先行の内容見た瞬間、ガン萎えしちゃった。

 

① 初日と東京楽日のS席がそもそも申し込めない

② 特別公演は、貸切でない2公演のうち8/1(平日昼)の公演しか申し込めない

 

 

 

イープラ先行とぴあ先行は各貸切公演しか申し込めなかったはずだし、つまり、キャストFC先行で、全部チケット出したってこと?

明日海りおFCとどうやらあったらしい他のキャスト先行でどこまでチケット申し込みできたか知らないけど、えっ、あっもしかして、キャストオタク以外に、観せる気なかったです?

こんなあからさまに"余り"を出されて、それが公式最速先行なんだ……。いつもこんな露骨にキャスト売りしてるの?ちなみに私の推しの先行?なかったよ。あってもキレてたけどね。

あくまでも、少しでも長くて完全版であろう特別公演が観たかった俳優オタクのバイアスだしこんなこと思いたくもないけど、「精霊の守り人の舞台は、人気役者のためだけに作られた作品なんだ」って感じてものすごく悲しくなった。本当に萎えた。萎えすぎて根も腐った結果、7月入ってから譲渡を探すのもやめた。

そして特別公演もいざ開幕して蓋を開けてみれば、15分しか公演時間違わないの、ワロタ。3000円もチケ代違うのに……と思わざるをえない。円盤は買うけど、特別公演配信は見ないので1月まで内容の真相は分からん。

 

割と見づらいHPとTwitterぐるぐる見てたけど、もし私が見逃した、ちゃんと全公演S席対象の先行が他にあったならマジで教えてください。情弱だっただけなら訂正しますので……。

 

 

はい運営への愚痴終わり。

 

 

 

 

 

日生劇場が大好きすぎる。まず海のような内装が良い。音響も視界も良い。壁の天井付近にある間接照明も演出に使えるのも良い。非日常の没入感No.1劇場だと思う。最高だ。「精霊の守り人」において日生劇場が使われたことはこれ以上ない大正解。今までなんとなくミュージカルフランケンシュタインのイメージがあったけど、これからは精霊の守り人劇場でも全然良い。

ファミリーフェスティバル公演だから、子どもも沢山いた。ほんとに沢山いた。体感、8/6の方が多かったかな。「いる」と分かってるから開演中に騒ごうが前の席でじたばたしようが大して気にならなかったが、ラストのバルサ一人語りシーンでめちゃくちゃ飽きてる子がいて、まあまあちゃんと意味のある言葉を発していたから私の意識はどうしてもそちらに持ってかれたのだが、バルサの梅田さんは全くブレず動じずで「役者の集中力すげー」と素直に思った。

 

しかし私はこの舞台を観て、「本当の面白さとは」が分からなくなってしまったんだ……。

初見の幕間、1幕のあまりの静止画っぷりに私は初見で飽きていた。クソ失礼を承知で「推し演出家ならここはこうするだろうな」と1シーンに3回は考える余地があるくらい、飽きていた。

私はロビーに出た(携帯の電波が一切入らないので)。

目の前にいた4,5歳くらいの男の子がお母さんに言った。「おもちろいね」と。

 

 

……………………

chu…汚れててごめん………………………

 

 

私はいつからこんな批評する老害オタクになってしまったのだろう………。6800円の舞台に対してボールの軌跡のピンスポライトがないだけでブー垂れたりして……(テニミュ4th初期)。あまりに多くを望みすぎるよ~少なすぎるわ~

色々な演劇を12年に渡って観てきた私にとっては物足りないだけで、子供にとっては面白いのかもしれない………。面白かったとキラキラした目で親に話す子供、飽きに飽きて前の席でぐにゃぐにゃする子供、面白かったねと子供に優しく話しかける親、飽きてキャストの裏の動線を考え出す私…………。私の友達(ほぼ同担)も良かったと言ってる人も多くて、水差しもしたくない。面白さってなんだ。もう分からない。あ、推しは最高でしたマジで最高、ビジュも役どころも最高これだけで10000円の価値あった(必殺手のひら返し)

 

 

感想(素直ver.)

ほぼ朗読劇だなと思った。

1幕2幕共通して言えるんだけど、説明セリフが長い&メインで話してる人以外の人の棒立ち状態が多すぎる(どんなに演技が上手い人でも、待機モーションではオペラ定点のオタク以外には何も伝わらない)。役者が動かないならライトを動かすとかあると思うんだけど、ライティングもそこまで変化がない。こんな動かない演劇久しく見てないか初めて見たかもしれん。

これは子供をメイン一点に集中させるための演出であると自分を納得させてるけど、すごく大人の私が飽きてるんだから子供はもっと飽きるんでないのかな……。これは自論ですが、演劇の面白さは情報量の多さに比例すると思っているので……。

殺陣のSEがない演出なのも、「これは6000円…これは4000円……SEスタッフが足りていないのかもしれない………」「これは子供向け……子供向け………子供が怖がるからかもしれない……」とひたすら自分を納得させていた。初見だと本当に違和感あったし、私ずっと贅沢させてもらってたんだな……と思った。なお2回目はちょっと慣れたし、舞台キングダムも(帝劇でチケ代2.5倍なのに)なかったらしいから、私の常識は常識ではなかったんだな……と反省もした。

 

ストーリー

予想通り、忙しい人のための精霊の守り人。色々変更点はあったけど、まあいいか。

ただ原作では8ヶ月分、バルサとチャグム(とタンダ)が過ごした時間があったが、舞台版では1ヶ月間かつこちらの体感は1週間だった。ゆえにラスト、チャグムがバルサと一緒にいたいと言うシーンの説得力は…………………………い、1ヶ月で…………?

 

1幕

動きがなさすぎる。あんなにアンサンブルいるのに舞台上に存在する人が少ない。舞台上の余白がすごい。

ジンとシュガの歌のサービスシーン*1は1幕だっけ?2幕だっけ?

洞窟は2幕か?あの洞窟、ただでさえ紗幕は邪魔な存在なのに映像を投影し続けられると、少しでも上下に座席振った瞬間、役者が見えないのがなかなかのストレスなんだよな……。

 

2幕

2幕は良かった。

特にラストバトルはマジで良かった。いやミザンスとか思うところあるにはあるけど、良かった。ここで盛り上げるために他を平坦にしたの?緩急…ってコト?!とポジティブに考えたが多分普通に違います。

シュガの地下のあたり、映像と動く板の使い方が上手くて良かった。ここのシュガの日替わりが一番好きだ。

チャグムの産卵シーンは、筒状で空気を含みやすい布を使って新体操のリボンみたいに人を隠す技術めちゃくちゃ良かったしプロジェクションマッピングも良かった。この辺りだったか忘れたけど、ラスト付近で日生劇場天井の間接照明も青く光ってて、本当に空間すべてが飲み込まれたようですごく綺麗だった。

チャグムが卵を守ろうとするところは泣いちゃったよ。Wキャスト2人とも良かったよ。

サアナン行くぞーみたいな曲、私だったらあそこで幕切れさせて休憩入るなと思った。3時間公演だったらワンチャンあったかもしれない。

 

 

キャスト

Wキャストの組み合わせ見ずにチケとってたからバルサが両方梅田さんだった。噂のみりおさんも見たかった。

梅田バルサのビジュは「金髪ではないんだよなー」と思いつつ、小説だからね、決められたビジュはないからね。

梅田さんは演技上手かったし歌の時もこのロングトーン良いなと思った時もあった。タンダが一番最初に助太刀に来たときの「タンダ!」の言い方だけが、"女"を感じてしまいどうしても受け付けず。

水石さんのシュガのビジュが最高で拝んだ。地雷系メイク(笑)かわいいよ。映像だとクズ役多いけど、舞台だと賢い役多いから私は彼を舞台で見たいよ………。トロガイへの日替わりネタも爆笑かっさらってて良かった。日替わり担当だったのありがたすぎる。

トロガイと言えば、雛形あきこ……聞いたことあるような……と思ってたが、Twitterで旦那さんと仲良くて面白い人じゃんって観劇2回目までに気付く。トロガイが一番解釈合いでしたね。

タンダとチャグムは幸運にも両キャスト見られた。

タンダは最初にやましげさん見て2回目に村井さん見た。やましげタンダがラスト以外の全編ギャグでお届けしますって感じだったのに、村井タンダがただただカッコよくて、やましげタンダの様子がおかしかっただけかと気づけて良かった。逆に村井タンダはラストで「やられタンダ」とか言ってて、どうした???ってなった。元キャストの今井翼さんだったらどうなっていたのだろう……。

チャグムはデカくて、いや、デカいな!?!?!!梅田さんが152cmしかないから対比で余計に………というか込江さんとか最早181cmの水石さんと向き合ってようやく小さく見えるレベルだったから多分170は余裕で越えてたな……早くWiki書き直しな……(8/6時点黒川さん158cm、込江さん142cm表記)。込江さんは落ち着いた王子の印象。黒川さんはちょっと滑舌に伸び代だったけど演技は上手かったと思う。

帝の唐橋さん、村長もやってるけど絶対チョケてやるという気概を感じた。ゆっくりした帝の話し方、一番原作の描写に忠実だと思った*2。でもカテコの帝はいつも両手で衣装の裾持ってぴょこぴょこしながらはけてって、絶対チョケてry。

狩人はキャスティングは3人なのになんかちゃんと4人いたね?おけんとさんマジで久しぶりに観た。テニミュでしか見てないから今何してんのかなと思ったらeスポーツチーム入ってゲーム配信者にもなってて驚いた。

 

 

 

しかしキャスト・劇場の強さと、演出の省エネさ・物足りなさが、チケ代と照らし合わせてなんかアンバランスなんだよなー。ほとんど子供にとってはキャストのネームバリューはどうでも良いわけで、親の方を釣る戦略……と考えるにしてもなんとなく半端な感じする。実際キャストオタク優位なんだもんな(根に持つ)

結局誰向けだったのかなー。

 

 

 

 

 

 

 

★★(★)

 

 

 

*1:原作であの対比構図は発生しないはずなのでサービスシーンだと思っています

*2:まだ皇太子が抜けてないチャグムが「どうして町の人たちはあんなに早く喋るのか」と聞くシーンがある

アレグリア 2023

 

ALEGRIA -新たなる光-』

2023.

2.8-6.25  お台場ビッグトップ

7.14-10.15  森ノ宮ビッグトップ

変化する世界を駆け抜ける歓喜の旅
王を失くし、かつての輝きを失った王国。
保守的な古い秩序と変化・希望を求める若い世代との間で勢力争いに揺れ動いている。
かつて王に仕えていた道化師が不器用ながらにも王位を継承したかのように振舞う。
力のバランスを変えようと若者たちが街の中から立ち上がり、やがて彼らの国に光と調和をもたらす。

 

6.23夜  Gブロック(上手) 19列  にて

 

 

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シルク・ドゥ・ソレイユの名前だけはそれはもう存じておりましたが、なかなか行こうとは思ったことなかったな。なんだか今回ご縁があり。開演するまで忘れてたけど、そういえばこれサーカスだわ。

テント内がディズニーランドみたいだし物販コーナーデカすぎ。客席内飲食OKなんだねぇ。

 

 

演目(公式表記引用)

  1. オープニング
  2. アクロ・ポール
  3. シル・ホイール
  4. シンクロナイズド・トラピス・デュオ
  5. ファイヤーナイフ・ダンス
  6. クラウン・スノーストーム
  7. エアリアル・ストラップ
  8. フラフープ
  9. パワートラック
  10. ハンド・トゥ・ハンド
  11. フライング・トラピス
  12. フィナーレ

(ローテーション演目としてハンドバランシング&コントーションもあるんだけど、中止演目がなくてもやってた気がしなくもない)

 

 

 

 

すっごい金がある(そこ)。

毎公演、吹雪の表現であのえげつない量の紙吹雪飛ばしてるんか。アレグリア1公演で、私が普段観てる舞台全公演で降らす紙吹雪の10倍使っとる。

てかあの紙吹雪、仲良しコンビクラウンの小芝居パートの一環かと思ってたら普通に演目として記載されてて、なんかすまん。

 

アニメ見てるみたいだった。CGの動きしてる。てかよくそんな曲芸思いついて、実行して、練習しようと思ったな……と発想力に感嘆する。

頭上にはジャングルジム?ってくらい細い鉄骨しかなくて、そこに人間ぶら下がるだけでハラハラした。私はチケットとってた進撃の舞台初演が、死亡事故で幕開く前に中止になったトラウマがある。

 

ノンバーバル演技が基本だけど、歌の歌詞はなんかしらの言語でなんかしらの意味があるんだよね多分。まともに公式HPを読まずに行ってしまった自分、馬鹿野郎。

全体的に曲良かったね。エアリアルでよくCMで聞く曲がかかった時は、これこれこれだよ!!と謎の感動があった。白と黒のシンガー、この対比が好きなのは全人類共通なんだなと改めて思った。

クラウンがたまに日本語使ってくれるけど、ジャパニーズコメディがTT兄弟とか絶妙に古いのがなんか、いいよね。

 

それにしてもクラウン小芝居パートで壇上に上げられた最前ドセンのお兄さん、一番チケット高い席だからリピーターだろうとは思ってるけど、あまりに場馴れしすぎててサクラを疑った。隣の人と普通に話してたから本当に客なんだろうなとも思いつつ、確信が持てない。

 

フライング・トラピス(空中ブランコ)、最近のセーフティーネットはあんな感じなんだと思った。そして1回マジで失敗して落下してて、これネットない時代とかあったんじゃないの……死んでるんじゃないの……とヒヤヒヤした。

 

フィナーレ撮影OK。

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キャストさんに花束渡してるお客さんもいて、文化にビビりまくる。

 

円形劇場だから1回センターで見てみたい気持ちもある。

 

 

 

 

 

★★★