『ミュージカル ヴィンチェンツォ』
2023.
8.11-13 兵庫 AiiA 2.5 Theater Kobe
8.18-21 東京 日本青年館ホール
8.25-27 大阪 サンケイホールブリーゼ
https://vincenzo-musical.jp/#top
8.20昼 1階H列下手寄り にて
演出家目当てで、原作ゼロしら。
韓国ドラマ原作作品が、日本で初ミュージカル化。韓国も良いミュージカル作るのに、やらせてくれるんだなぁ。
一番の不安は「人の名前が覚えられるか」です。
客層は男女比半々かつ老若男女だったな。お隣の50代くらいのお姉様は原作ファンであまり舞台は観られない方のようだった。
入場特典は富田さん。
やっぱり人の名前覚えられなかったwwwwwwww
服も髪も奇抜ではないのでそこで判断することもできず、何人か雰囲気で察しながら理解に努めるという。感想文は全部名前調べながら書いてる。
でも面白かったね。公演時間、当日3時間30分(休憩あり)と知ってひっくり返りそうになったけど、ずっと面白かった。ギャグパートも良かった。日本青年館の椅子のおかげで、尻の安寧は保たれた。
どうやら原作最初から最後まで全部やったっぽくて、1話約80分を20話分、本来26時間40分くらいの話が、歌もダンスも入れて3時間15分程度になるってどんな時空の歪み方?20話あるから舞台でのサビも20回くらいある。
てか三浦さん、脚本作詞のヴィンチェンツォと同時期に、わたしの幸せな結婚(脚本演出)もやってるしテニミュ六角(脚本演出作詞)やってるし激務が過ぎる。2.5の脚演できる人間、世界に三浦さんしかおらんのか。
吉谷さんのスタイリッシュ演出も良かった。
セットがカッコイイ。舞台上の柱にたくさんのライトが仕込んであって、自転してライト出したり仕舞ったりして場面転換するの、カッコイイ。
パーティーシーンの国旗ガーランドと巨大イタリア国旗でヘタミュのオタクの私は存在しない記憶が発生したし、また日本青年館で「It's a Fantastic show!」のセリフを聞くことになるとは思わなかったな(ヘタミュはIt's a Fantastic "World" showだけど)。
あと青年館ってリアル炎特効やれるんだって思った。私が舞台で見た中で一番大規模な炎だった。けど最近Water Vapor Fireplaceっていう炎そっくりな水蒸気発生装置もあるみたいだから、それかもしれない。
takさんの曲も良い。takさんの曲好きなのにググっても情報全然出てこないから、私の中でtakさんが吉谷湖にだけ現れるUMAみたいな存在になってる。
ヴィンチェンツォのわだまーさんはダイステぶりかと思いきやそういえばKING OF DANCE出てたなって。回し蹴りが良すぎ。
最後までどうしてもチャヨンのノリが好きになれなかったので最後ヴィンチェンツォが実質プロポーズするとこは「なんでや!!!!」ってなってしまったし、島に住むと聞いて「し、島!?!!?!?」てなった。このシーンの周りの感想聞きたい。
でも一番好きなのは、ライト一身に浴びて光がぶわーーーってなるチャヨンのソロ(語彙力)(なんのシーンだったか失念)
堪大くんのサイコパス最高すぎて、100回は見たことある!!と思ってたけどそんなことはなかった。強いて言えば生執事の葬儀屋。
原作知らないので当然、最初はチャン・ジュヌはワンちゃんだと思ってたから、2幕からのヴィランムーブにめっちゃ興奮した。やっぱ絶対見たことあんだよなサイコ堪大。
チャン・ハンソとアン・ギソクが好きキャラだった。ヴィンチェンツォファンクラブかわいいね。
てか竹内將人さんのチャン・ハンソの歌がバカうますぎて、まったく無能な坊ちゃんではないんよ。マリウス顔してるなと思ったら本当にマリウス歴あったし、東京藝大卒で最終学歴が英国王立音楽院ってガチのマジモンだった。誰も勝てん。
クムガプラザの皆々様におかれましては、ダンスの上手い坊主がいるな……ってのと私が好きな属性「天才ハッカー」が出てきて良かった。
アンサンブルは全員知ってるいつメンみたいな感じで楽しかった。やっぱり仲田さんが好き。
日替わりネタっぽいとこで、いとゆーさんが「もし宮崎駿がコンビニ店員だったら」って振りしたくせにやらなくて、わだまーも「見たかった」って言ってたけど、見たかったよな。
★★★