『ALEGRIA -新たなる光-』
2023.
2.8-6.25 お台場ビッグトップ
変化する世界を駆け抜ける歓喜の旅
王を失くし、かつての輝きを失った王国。
保守的な古い秩序と変化・希望を求める若い世代との間で勢力争いに揺れ動いている。
かつて王に仕えていた道化師が不器用ながらにも王位を継承したかのように振舞う。
力のバランスを変えようと若者たちが街の中から立ち上がり、やがて彼らの国に光と調和をもたらす。
6.23夜 Gブロック(上手) 19列 にて
シルク・ドゥ・ソレイユの名前だけはそれはもう存じておりましたが、なかなか行こうとは思ったことなかったな。なんだか今回ご縁があり。開演するまで忘れてたけど、そういえばこれサーカスだわ。
テント内がディズニーランドみたいだし物販コーナーデカすぎ。客席内飲食OKなんだねぇ。
演目(公式表記引用)
- オープニング
- アクロ・ポール
- シル・ホイール
- シンクロナイズド・トラピス・デュオ
- ファイヤーナイフ・ダンス
- クラウン・スノーストーム
- エアリアル・ストラップ
- フラフープ
- パワートラック
- ハンド・トゥ・ハンド
- フライング・トラピス
- フィナーレ
(ローテーション演目としてハンドバランシング&コントーションもあるんだけど、中止演目がなくてもやってた気がしなくもない)
すっごい金がある(そこ)。
毎公演、吹雪の表現であのえげつない量の紙吹雪飛ばしてるんか。アレグリア1公演で、私が普段観てる舞台全公演で降らす紙吹雪の10倍使っとる。
てかあの紙吹雪、仲良しコンビクラウンの小芝居パートの一環かと思ってたら普通に演目として記載されてて、なんかすまん。
アニメ見てるみたいだった。CGの動きしてる。てかよくそんな曲芸思いついて、実行して、練習しようと思ったな……と発想力に感嘆する。
頭上にはジャングルジム?ってくらい細い鉄骨しかなくて、そこに人間ぶら下がるだけでハラハラした。私はチケットとってた進撃の舞台初演が、死亡事故で幕開く前に中止になったトラウマがある。
ノンバーバル演技が基本だけど、歌の歌詞はなんかしらの言語でなんかしらの意味があるんだよね多分。まともに公式HPを読まずに行ってしまった自分、馬鹿野郎。
全体的に曲良かったね。エアリアルでよくCMで聞く曲がかかった時は、これこれこれだよ!!と謎の感動があった。白と黒のシンガー、この対比が好きなのは全人類共通なんだなと改めて思った。
クラウンがたまに日本語使ってくれるけど、ジャパニーズコメディがTT兄弟とか絶妙に古いのがなんか、いいよね。
それにしてもクラウン小芝居パートで壇上に上げられた最前ドセンのお兄さん、一番チケット高い席だからリピーターだろうとは思ってるけど、あまりに場馴れしすぎててサクラを疑った。隣の人と普通に話してたから本当に客なんだろうなとも思いつつ、確信が持てない。
フライング・トラピス(空中ブランコ)、最近のセーフティーネットはあんな感じなんだと思った。そして1回マジで失敗して落下してて、これネットない時代とかあったんじゃないの……死んでるんじゃないの……とヒヤヒヤした。
フィナーレ撮影OK。
キャストさんに花束渡してるお客さんもいて、文化にビビりまくる。
円形劇場だから1回センターで見てみたい気持ちもある。
★★★